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隣の席の子が可愛いすぎる  作者: 紫 ヤタガラス
出会い編
14/116

013

「はぁ。ショックでぼーっとしてたら美化委員になってた・・・」


 委員会決めの後休み時間に入り、自分の席で桃田さんはぼやく。


「だ、大丈夫だよ!美化委員もきっといい委員会だよ!だから元気出して!」


 俺は桃田さんを励ます。桃田さんは頬を軽くパンパン叩いた後


「確かに仁君の言う通りだね!クラス委員になれなかったからっていつまでも落ち込んでちゃだめよね!ありがとう仁君!」


 桃田さんは俺の手を握り、ばんばんと上下に振り回す。


「?仁君また顔赤いよ?どったの?」


「だ、だ、大丈夫!つ、次の授業はな、なんだっけ?」


 俺は話をはぐらかそうと桃田さんに聞く。本当は次の授業は知ってる。次はクラスの係り決めだ。


「もう、仁君って意外とおバカさんなのかな?次はクラスの係り決めだよ。係りはいいのに入りたいな。出来れば役にたってクラスでの認知度を上げたい!」


 桃田さんは意気込むが初日からもう桃田さんの認知度は高い。まぁ悪い意味でだけど・・・


「さ!次の授業始まるからもう大人しく待ってよ仁君!私、次はクラスを仕切る何かの係りになってみせる!」


 意気込みがすごかった桃田さんだけどいざ係り決めが始まると先生が


「えー、学級係を決めるのが面倒なのでクラス委員と両立してもらう。2人はかまわないけどか?」


 先生がクラス委員の男女に聞くと、2人とも問題ありませんと答えまた桃田さんが隣でガッカリしていた。


「何をがっかりしている桃田?お前には立派な係があるぞー」


「え?本当ですか!なんの係ですか先生!」


 桃田さんは先生に聞くと、先生はニヤリと笑い


「そうだな。朝クラスから提出物を集めて職員室に来て私のもとに提出する係だ。どうだ幸せだろ?私が監視するんだから」


 まさかの係に桃田さんの反応を見る俺。何故か桃田さんは


「そ、そ、それ、いいじゃないですか先生!ありがとうございます!」


 めちゃめちゃ喜びながら名称先生のパシリ係を引き受けた桃田さん。ちなみに俺は掲示係に決まった。




 係決めが終わると、今月の予定を話し始める先生。


「えー、委員会は来週だが先に3年生からの新入生歓迎会がある。それは来週の月曜日で部活見学も来週からだ。明日明後日は休日であるからこの2日間の疲れをゆっくりとり、また来週から頑張ってくれ。それではチャイムがなり次第皆帰ってよろしい。また来週」


 先生はそれだけ言うと教室から出て行き、クラスのみんなはわいわい騒ぎ始める。

 桃田さんは俺の方を見て話しかける。


「仁君土日のどちから暇ですか?」


「うん。中学までこもるかコウちゃんと遊ぶかだったからね。どうしたの桃田さん?」


「よかったらね、明日デートしない!」


 桃田さんは親指を立てて俺に言う。

 一方俺は桃田さんのデートという単語で頭がショートしていた。

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