140話 利便性>浪漫
短めですが更新します。
本当にお待たせしました。
【Dream Dimension にログインします】
一「終わったあああー!!!」
あの後俺は二を武器に戻し、何事も無く就寝してこちらの世界に来た後、メッセージを確認。すると、
【"神の魂"により、貴方の種族は進化します。】
という文字が浮かび、そこからいつもの場所に行き、以下の様に進化した。
【熾天使】→【天神】【魔王】→【魔神】
【王】→【現人神】【妖精】→【妖精神】
【大樹】→【世界樹】【真菌】→【殺戮茸】
また、種族が3種類増え、それぞれ【魚人】→【触手を統べる者】、【スターズ】→【スターエンペラー】、【獣人(狼)】→【神狼】に進化した。
俺は何を目指しているんだ。化け物か?……化け物か、どう足掻いても。
それとスターエンペラーは何なんだろうか。何かのキャラクターか?
閑話休題
俺はこれら種族を最終的に1つにまとめ、【天魔神】という種族にした。人→王とくれば次は神だろう……多分。
と言うことがあり、俺は砦のベットに倒れ込む。
一「もうしばらくあの画面には行きたくないな。後このベット硬いな。後で作るか。」
まあ15分くらいで済んだし別にいい。終わった事だ。そうなると……ちょっと性能だけチェックしてみるか。
一「まずは、アレだな。眷属の創造!」
眷属の創造。
それは、天使、悪魔、人間、妖精、木人、真菌、魚人、スターズ、獣人(狼)、これらを3人まで、それと特殊アイテムを生み出す種族特性である。
ちなみに召喚系と違っていつでも消せないし、俺がログアウトしても消えない、復活はしない、などの理由のため、割としっかり考える必要がある……が、蘇生はできるし、衣食住に関しては衣住は俺が作ればなんとかなる。食は暇つぶしにやっている農業があるからなんとかなるか?
閑話休題
それを使用すると、大きめのタブレットの様な物が渡され、そこでは名前、見た目、性格、種族および種族特性、スキル5種、を選択する。
一「種族はとりあえずランダムで……天使と妖精とタコのキマイラか。」
うーむ、ステータスはMND多めのバランス型になりそうか?
一「それなら種族特性は……これ種族特性減らすとステータス増えるぞ。と言うことは……天使の羽と光属性化、水の歌と形態変化にしとくか。デメリット特性は……まあ、消しておくか。」
妖精の種族特性は微妙なの多い(当社比)からな。ステータスの犠牲となってもらおう。割り切りは大事。それと経験下手、タコのエラ呼吸も消す。俺みたいに無効化できないとあまりにも弱いから。エラ呼吸はゴミだから。
一「となると、信仰の弱歌と弱回復は欲しいな。」
スキルはステータスの補正が強い信仰の弱歌、弱強化、弱回復、それと水歌の起点となる呪文の弱水、そして自衛用に武器の弱盾術を選択した。
一「見た目……うわっ、めちゃめちゃ項目あるわ。時間かかりそー……」
そして、見た目と性格を決め終わるのに1時間くらいかかった。いや、こだわらなければ10分でできたけど……ねぇ……
さて、最後に名前だ。
一「タコ……天使……タコ天? ……マジ? でもタコ天しかないな。」
そしてまずは1人目、「タコ天」を作成。同じ流れで2人目の人間、真菌、スターズのキマイラ、「干し茸」、3人目の悪魔、木人、獣人(狼)の「ウース」を作成した。結局3時間くらいかかったが、後悔はない。というか結構楽しめたし。
一「 いでよ! タコ天! 干し茸! ウース!」
目の前の地面から三つの魔法陣が展開し、足から順番に生み出される。
緑のタコ足髪の小柄な少女。
所々カビが生えている灰色で細身の少年。
巨大でムキムキな木肌の大男。
そこには白T白パンの3人組がそこにいた! 初期装備もっとどうにかならなかったのか……
一「うおおすげぇ、本当にできた!」
タコ天「我らが創造主よ。まずは我らを生み出した事に溢れんばかりの感謝を。」
干し茸「我らを生み出した事に感謝を。」
ウース「我らを生み出した事に感謝を。」
一「ああ……何か始まった……というか性格と違うくない? もっと気楽に話しても良いんだぞ。」
たしかタコ天は純粋で優しい長女。干し茸は参謀系次男。ウースは勢いのある末っ子みたいな筈なんだが……
ウース「そうか! ならウースは気楽に話させてもらうぜ!」
干し茸「えっ。」
タコ天「ウース早いね! わかりました! 私も普通になります!」
干し茸「ええ……なら、わかりました……」
一「うんうん、これこれ。」
こう言うのを俺は求めていた。
タコ天「それでは、私達は何故生まれたのですか? これから戦いでもあるんですか?」
ウース「俺たちのステータス的にも、戦いはバッチリだぜ。」
干し茸はうんうんと頷いている。
何故生まれたか……理由かぁ……
一「うーん……特に……いや待て、そんな悲しそうな顔しないでくれ。……そうだな。みんなには農業でもやってもらおうか。」
3人組「「「農業?」」」
タコ天「ええと、私達、一応ステータス的には戦いに向いていると思うのですが……」
一「大丈夫、戦闘もあるから。とりあえず外出ようか。」
俺は砦の外を案内する。
タコ天「うわぁ、すごい広い農園ですね!」
ウース「こりゃすげぇな。 なんでも植えてあるぜ。」
外は農園に改造しており、色々な野菜やら果物やら茸やらを栽培している。また、農園の外側は柵で囲ってある。
一「ここで……まずタコ天にはここで散水……水を撒いてもらう。そして干し茸は収穫、ウースは収穫物の輸送を行ってもらう。それ以外は俺がやる。」
後、と言うところで柵の外から音が聞こえてくる。
「ゲヒヒ、ウマソウナクダモノノニオイガスルゼ!」
「ソレハイイ! ウバッチマオウゼ!」
「ヒャッハー! ジャマダゼー!」
一「……後、ああいうゴブリン共をぶっ殺してもらう。」
柵をバンバン叩いているゴブリン共に思わず口が悪くなってしまう。まぁ、あいつらは害獣だからしょうがないね。
ウース「おっ、ならウースに任せてくれよ! 素手で戦えるのは俺だけだろ?」
干し茸「いや、僕はタレット、タコ天は信仰と呪文でアシストできるから3人で行こう。」
タコ天「そうそう、みんなでやろうね!」
一「よし、ならそこに出口があるからあのゴブリン共を退治してきてくれ。なんかあったらすぐ行くから。」
3人組「「「はいっ!」」」
こうして、ゴブリン3匹対眷属3人組の戦いの火蓋が切られた。




