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【完結】大不幸男! 幸運の女神様と美人令嬢に出会って幸福になる!  作者: 佐々木裕平
11話 対決! アカラ軍 VS カフェ・グッドラック
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はいよー、って、だから店長はやめてって!

 話によると、王立カジノを管理しているのは、アカラ王国のゴデブリン大臣だったらしい。マイ、メイ、アイの母親を手に入れることができなくなったゴデブリン大臣は、俺とルーレット勝負をしたディーラーのヒミさんをクビにした。


 どうやら、俺たちが16連勝という奇跡的な幸運の勝ち方をしたのが、イカサマ・あるいはディーラーとグルだと疑ったみたいだ。


 そしてその時、用心棒をしていたマッチョもクビになった。不正行為を見抜けなかった罰らしい。


 だがこれは、完全なとばっちりだ。


 俺たちがルーレットで16連勝をしたのは、幸運の女神さまであるフォルのラッキーハッピーダンスのおかげなのだ。


 ヒミさんもマッチョも不正行為は一切していない。その職務を完全にまっとうしただけなのだ。


 カジノをクビになった二人は、その日のうちに、俺たちのカフェ・グッドラックに食事に来た。


 その話を聞いたフォルは、責任を感じたらしい。その場で二人にカフェ・グッドラックで働くことを提案した。


 ヒミさんもマッチョもその場で


「いいですわ」


「いいぜ」


 と即決してくれた。


 俺たちとしても、頼もしい人手が一気に二人も増えて大満足だ。


 以上、回想終わり!




「おーい、ジンゴロウ店長、チキンステーキ焼けたぜ」


 オーブンの前のマッチョが威勢よく声を上げる。


「はいよー、って、だから店長はやめてって!」


「がっはっは! いいじゃないか、実際店長なんだから」


 俺はいつの間にか、カフェ・グッドラックの店長という形になっていた。


お読みいただき、ありがとうございます。

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