うん。みなさん、いいプロポーションされてますね
「あっ! わかったぞ。これって伏線だな。幸運の女神さまである、フォルと契約した俺が、このたった一枚のメダルで大金持ちになるってぇわけだ!」
俺は意気揚々とスロットマシーンのコーナーへと向かう。
「ど・れ・に・しようかな? 決めた! コレだ!」
俺はドキドキしながらメダルを投入口へと進める。なんだか手が震える。
「あらっ?」
手が震えすぎて、メダルは投入口には入らず、床に落ちてしまった。
「いけねっ」
メダルはそのままコロコロと転がり、通路の方へと転がっていく。
「あらら、ちょっと、待ってくれ! あぁっ! 蹴られた!」
カジノ客の一人の足に当たり、メダルはさらに勢いよくあらぬ方向へと転がっていく。
「待て、待ってくれ! 俺のラッキーメダル!」
メダルの後を追いかけながら、俺は中腰で進んでいく。その後も、メダルは様々な人の足に当たり、どんどん転がっていった。
「あっ、あっちの部屋に入ってしまう!」
メダルはちょうど閉まりかけのドアの中に入っていった。
メダルをめがけ、俺はそのドアの隙間にスライディングした。
ズササー! ゴン
誰かの足に当たった。
「いてて、あれ? 俺のラッキーメダルは?」
メダルを見失った俺が、顔を上げると、そこには先ほどのセクシーなディーラー、ヒミさんがいた。
なぜか、半裸で。
「あら? なぜ? ここはどこ? 私は誰?」
辺りを見渡すと、やはり半裸のバニーガールや着替え中の若い女性たちがたくさんいた。
「うん。みなさん、いいプロポーションされてますね」
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