これで俺はこいつの力で金持ちになれるぜ、グヘヘ
ん? 待てよ? 直接って言ったな? てことは、フォルと行動をしていれば、間接的に幸運のおこぼれみたいなものが、俺にも訪れるはずだな。現にこのごちそうを食べられているのも、フォルのおかげだし。うん、そうだ。それなら、ますますこの異世界生活は安心だ!
フォルがなんだか言っているが、まあ、いいか。
さあ、飲んで、食べるか!
◇
俺は目の前のごちそうやジュースをムシャムシャ、ガツガツ、ゴクゴクと手当たり次第に口にした。
「あっ、ジンゴロウ! それはオサケだぞ」
うん? なんだか頭がぼーっとしてきた。
フォルを見ると、笑顔でニコニコしている。なんだか幸せそうだ。
でも、大体なんだ? 職業が幸運の女神だって? なんだそりゃ、そんなの俺の元いた世界で聞いたことがない。
「あー、フォル? ヒック」
「あっ、はい」
「お前が幸運の女神だって? だったら俺を幸福にしてみろっての。ヒック。そうしたら信じてやるっての!」
「おい、ジンゴロウ! 酔っているのか?」
「むむっ、まだ信じてくれないのですか? ヒック! いーれしょう! そこまで言うなら、分かりまひた!」
「あっ、フォル、お前までオサケ飲んだな。もう!」
「ヒック! 幸運の女神の名に懸けて、私があなたを幸福にして見せまひょう! そうしたら私のことを、『ははー、幸運の女神フォル様―。なんでも言うことをお聞きします―』ってひれ伏すんですよ! いいれすね!」
「その勝負! のったぜ! ヒック! 俺を幸福にできるものなら、してみやがれ!」
頭がぼんやりするが、しめたぞ。
これで俺はこいつの力で金持ちになれるぜ、グヘヘ。
何しろ、幸福=金持ち だからな!
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