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第二十八話『我慢』

息を切らしながら最後の楔の前に。夜で、前に立って剣を突き刺すようにして構えた瞬間に、紫電が急に放電して楔が砕け散ると、宙へと浮かぶ


それぞれが、紫電に繋がりユグドラシルへと突き刺さろうとするのを、剣を振るって全て弾くが、何個か突き刺さると


「不味……」


一気に距離を取る。これは……逆を取られたか……


「やられましたね。どうします?」


このまま暴走させたら駄目だしな。当たり前だけど……


「龍かよ」


変化すると自然と一体化した龍が紫の瞳で俺を見てる。これがユグドラシルか……


「さて、一仕事するか」


肩を回しながら歩く。やらかしたからには……な


「待って。この子……やる気は無いみたい」


は?


意思あるてこか?。となると……核を潰すしかないか。面倒だな


「アレじゃないかな?」


旧支配者(グレード・オールド・ワン)が指を指していた場所を見ると確かに核らしきものがあるな


ただ、俺では無理だし……


旧支配者(グレード・オールド・ワン)。俺を使え。どうせ出来るんだろ?


変化したっていい。アレは俺では無理だ。お前にしかな」


彼女は微笑むと俺の意識は切れた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


剣を指で1本ずつ引くように掴む。久しぶりの肉体。それに……


完全とは行かないけど……契約の代償なのか、馴染む。これなら……私の姿を真似て変化させるのも


髪が白く染まり地面まで伸びて、髪の中に触手が生えていく。黒と白のワンピースドレスを着崩し、瞳を赤と黒飲まじった瞳に染めた


2本の触手を尻尾の様に生やし、片腕に無数の目、胸元に目を開かせた


胸元に手を添えて、心臓の鼓動を。私であり、彼の心臓。この姿こそ……唯一の弱点で完全に破壊しない限り、再生続ける命


「貴方?」


私は振り返る。彼の体を改造したとはいえ……戻らない事を理解した上で分かってるのかな?


旧支配者(グレード・オールド・ワン)よ。それよりも……簡単に言うと……」


指を鳴らす。その瞬間にユグドラシルの頭上に何かを直撃させる


「宙が私の能力。『外来的神話(オールド)』。まぁ、簡単に言うと隕石を落とすだけの力よ」


剣の刃先に手を添えて構える


「ただし……」


黒く染まる。頭上には巨大な隕石が落ちようとしていて


「待って……それは……」


私は無視して走り出し、一気に飛び乗りながら核の前へと出て剣で振って壊そうとするが弾かれ、怪しい輝きと共に吹き飛ばされ地面へと叩きつけられる


ゆっくりと立ち上がる


「いつつ……本当に……」


髪に生えた触手がクッションの役割で防ぎダメージ自体は軽減されてる


押さえていたお腹を見ると血に染っていて


「本当に……やってくれるね。リチャード」


私はそう呟くと


「今なんて言った?」


精霊人(エルフ)が聞いてきて


「リチャードだけど?。追ってる……目的の人物でこの体の世界の為に殺さないといけない」


そう答えると考え込んでいて、暫くすると


「……その楔を打ったのがリチャード。まさか……」


成程……


「仕方がないね」


剣を握り締めて地面に突き刺す。ひび割れていき、ユグドラシルへと向かって無数の岩が直撃しようとしていた


「ちょっ!?」


引き抜き、私の目の前に出た岩を核へと合わせて、蹴りで吹き飛ばし核へと向かっていく。それと同時に剣を思いっきり投げて


「安心して」


加速して岩に突き刺さると一気に向かって核へと直撃し岩が粉々に砕け散っていた


核は……


「想定範囲内て事か。不味い」


無傷で怪しい光と共に周囲を破壊していき、私は精霊人(エルフ)を守る為に盾になった瞬間に……


「無茶しやがるな。念の為に来てみれば」


声が響くのと同時に、何かで弾く音と共に衝撃が来なかった


「イリアスの同居人だろ?。ギルドマスターから聞いた」


彼を見るとおっさん……それも、軽装で歪な剣を手にしていて


「誰?」


聞くと


「イリアスの知り合いでS級のカインだ。勿論……味方だ」


そう言うと向かってくるレーザーが爆発音と共に弾かれ、明後日の方向へと直撃していた


「……カイン。先行き過ぎ。しんどい」


少女の声で儚げだけど何処か達観してる様な目をした人……それもワンピースに黒のロングコートを羽織っただけの服装で


「悪い。キア。面白い事していたからな」


キアと呼ばれた少女は私を見ると


「彼女でも無理なら、厳しい……」


そう言うが、私は立ち上がり


「核さえ破壊出来ればどうとでも……」


言いかけた時に歩いてくる音が聞こえて


「何時もの配達の時間になってきてみれば……何してるのよ」


イリアスがカゴを持ってこっちに来ていて


「お前、店番は?」


そう言うと


「配達と言ったでしょ……まぁ、おおよそ従魔の行動で分かっていたけど、全く……」


首輪を手にすると二人に着けていて


「さっさと終わらせて帰るよ。貴女もね」


そう言って私の方を見て


「お前……いや、殺るか」


そう言って走っていくのを見て、核の方へと攻撃を仕掛けていたが、勿論、反撃される爆発するが、煙の中から彼が飛び出していた。それも無傷で


それを見たが……今は考えてる場合じゃない……指を鳴らしてから一気に走り出すと


「……サポートする」


そう言って加速していくのを感じて


「なるほど……」


そのまま飛び上がり、もう一度、核へと攻撃を……が、それは無理なのは分かりきってる。だから……触手で巻き付き


「カイン!!!!!」


私が叫ばのと同時に引き剥がそうとするのを見て


「そういう事か」


核の傍まで降り立つのと同時に剣を突き刺して一気に引き剥がそうとする


そのまま、剣が折れ音と共に核が外れ、そのまま勢いで地面へと思いっきり叩きつけて、落ちる速度を利用して、そして、キアのサポートによるダメージ増加で核に直撃した


淡い光と共に周囲が爆発して吹き飛ばされるが、カインにより受け止められ


爆発のあった場所を見た


核が歪な動きをしながら回転し、そのまま爆発して周囲を巻き込みながら収縮し消えていた


「終わったのか?」


私は何とか立ち上がりフラフラしながら


「多分ね。アレが最後だったから……」


そのまま座り込み


「限界……ね」


心臓の鼓動が消えていく。流石に無茶し過ぎたか……


「お、おい!」


カインが私の肩をつかもうとすると


「カイン……セクハラ」


キアの手が触れて


「……何かあるのなら安心して」


それを聞いて、私は目を閉じて体を返す事にした。流石に疲れたし、限界はあるのはこれで分かったから


「イリアス……話は任せる……」


それだけ伝えて意識が暗転した


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


運営してる場所に来た。アズは椅子に座ると


「抑えれたらからね。それよりも……ちゃんと居るのは分かる?」


画面を見ると弟が映し出されていた。姿こそ変わってるが……クトゥルフ神話の影響なのは分かる


「貴女にはこの世界にログインしてもらう……と言いたいけど、残念ながら出来ないのよ」


目を見開いて言おうとした時に


「君のせいじゃないのよ


VRゲーム法のせいでこっちからアクションは起こせない。見守るしかない


ただ、一つだけ……


今、貴女をその方法の為にやってるからもう少しだけ待って欲しい


何せ……私にまで責任問題になってしまうからね。だから今は我慢して」


拳を握ってから諦めて


「分かった。待つ」


我慢するしかない。そう考えるしか無かった


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