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神と一緒に転生手続き!

目が覚めた。


 身体の感覚が無い。

目の前には見慣れない景色が広がる。

まるで日本の役所を思わせるような建築だった。

複数の窓口があり、それぞれ担当と思われる人がいる。


「よし、終わりと…次の方。」


複数の窓口の1つから誰かを呼ぶ声がする

自分だとは思わず周囲を見渡す。

周りには沢山何かが浮いていた。


「すみません。」

「沢山の方が待っていらっしゃいますので。」


声の発生源であった男性が目の前に来た。

どうやら私だったらしい。

しかし身体がない以上どうやって動けと。

そう思ったが慣れ親しんだかのように身体は動いた。 

何故か男性は少し驚いていた。

「貴方は先程亡くなりました。これから転生の手続きを行いましょう。」


はたしてこの人は何を言ってるんだ?


「大丈夫ですよ。最初から説明致します。」

「貴方は電車の事故に巻き込まれて亡くなりました。原因は貴方の乗っていた電車の運転手が心臓発作により意識を失い、制御が出来なくなったためです。」

「それでは、転生についての手続きと説明を致しますね」


ここからガチで長かったので私が説明しよう。


 全ての死んだ者は転生させられる。転生するには、神様達が運営する「転生管理案内センター」でしっかりとした手続きや、書類を書いたり、事務的なことをしないといけないそうだ。

 色々と手続きを済ませた後、私が転生する世界について教えてもらった。

 その世界の名前は「エンプシュコン」と言う。

 エンプシュコンでは様々な種族が存在するらしい。

人間族、獣人族、ドワーフ族、エルフ族。それに合わせて害のある魔物や魔人族など、ここまでは聞いたことのあるような有名な種族の名前だった。

 しかし、その世界では聞き馴染みの無い、 獣人族に似た系統で、蟲の特徴を持つ「蟲人族」 という種族があるらしい。

 また、転生する際には種族、性別、身分は選ぶことは出来ないらしい。


という説明があった。

 私は「蟲人族」に興味を惹かれた。

元々虫がとても好きだったのもあるが、なにせ私は死ぬ前に「虫になりたい」とか考えていたからだ。

生まれ変わるならぜひとも蟲人族になりたいものだ。

 

手続きを終えこれから転生するそうだ。

いったいどうなるのやら。

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