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君たちはワルイコです  作者: H.R
日常パート
26/47

第8話後編 だって半幽霊は…

「嘘でしょ…」


また殺人が起こってしまった。


「ねぇ、りさ。」

「なに?」

「今回って殺人犯はりさとなるとこころさんなんだよね?」

「…はい。」

「じゃあそのどっちかが犯人ってことか。」

「じゃあしず君、りさ君。さっそく2人のところに行こう。」

「…りょ。」


何か申し訳なさそうな里紗を横目に、3人で自習室に向かった。

……………………………………………………………………


自習室には泣いている鈴が居た。


「すずちゃん!大丈夫?」


鈴はこちらを見ると走って抱きついてきた。


「もう無理だよ…、怖いよ…しずさん助けて…」

「すず…」


それもそうだ。鈴は頭も良くてすごく立派な子。それでも唯一の中学生なんだ。気持ちは分かる。こんなに何回も殺人が起きて怖くないわけが無い。


「すずちゃん。よく頑張っててえらいね。お姉さんがそばに居てあげるから。」

「うん…。ありがとう…。」

「そういうわけだから、りさとななこさんは死体を探しに行ってくれませんか?」

「りょ!」

「任せてよ!」


そう言うと2人は自習室を出て行った。殺されたのは誰なのか、殺したのは誰なのか、そんなことを考えながら私は自習室で鈴と一緒にいてあげた。

……………………………………………………………………


静パイセンに頼まれて菜七子パイセンと共に死体を探しに行く。

私たちは被服室に着いた。被服室には誰もいなかった…が、瑠衣子っちのパソコンが置いてあった。


「るいこっち…大丈夫かな?」

「きっと大丈夫だよ!るいこ君は上手く話せないようだけど、心優しい子だからね!」

「だね!」


私は電源がついてない瑠衣子っちのパソコンだけ回収して簡易食堂に向かった。

……………………………………………………………………


簡易食堂に着くと…完全にノーマークだった。彼女が殺されているなんて…。


「今回の被害者はみねパイセンか…」

「そうだね…」


私たちは簡易食堂に居た鳴パイセンと心パイセンに話を聞いた。


「私が第一発見者でした。簡易食堂に来たらなるさんが居て…。なるさんが殺したなんて、悲しいです…。」

「違うって言ってるでしょ!私は半幽霊なの!」

「…」


半幽霊は静パイセンだったはずだ。でも、実際私も能力は嘘の報告をした。静パイセンも嘘という可能性も…


「それは違うよなる君!半幽霊はしず君の能力だからね!」

「ちっ…」


鳴パイセンが舌打ちをする。舌打ちをしたということは…間違いなさそうだ。


「なるパイセンが殺したんですね…。」

「…話し合いの必要なさそうだけど、一応する?」

「そうね。色々聞きたいことがありますし…」


心パイセンは悲しそうな顔でそう言う。いきなり妹が殺されたらこうなっても仕方ない。


「じゃあ、教室行こっか。」


そう言うと鳴パイセンは教室に向かう。私たち3人は少し間隔を開けてついて行く。

……………………………………………………………………


教室に着くと静パイセンと鈴っち以外の全員が居た。


「犯人は鳴パイセンです。自供しました。」


エルナパイセンとセルスパイセンと瑠衣子っちは動揺を隠せていなかった。百合パイセンは、なんだか楽しそうだった…。


教室に静パイセンと鈴っちが入ってきた。


「全員集まりましたし、犯人はもう分かっているようですが話し合いを始めますね。」


レイナの発言と共に話し合いが始まる。前代未聞の、犯人がわかっている話し合いが…

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