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短大を卒業した敏美は、家の近くのわりと有名なお店の経理部門で仕事を始めた。
終業後は、たまに上司に呑みに連れて行ってもらうような和気藹々とした職場で敏美もすぐに溶け込むことができた。いつもは普通に飲みに行ってそのあとは流れでカラオケっというのを会社のメンバーと週に数回楽しく過ごしていたが、ある時同僚の少し面白い店見つけたっということで週末の金曜日の終業後、同僚が言うにはそのバーは少し遅い目の開店と言うことでまずは居酒屋さんで軽く呑み始める。どんな店かと同じ職場の女子三人でワクワクしている。今回はさすがに上司や男性の同僚は誘わなかったらしい。女性三人だけで怪しげなお店に行くのに少し躊躇した敏美だったが、同僚も一緒なので少しガードの下がっていた敏美だった。
居酒屋ではいつもより飲む量をセーブしたのであまりまだ酔ってなかった三人だったが目的のお店に近づくにつれて緊張してくる。初めての店はある程度緊張する。かなりオシャレなバーに入るとマスターらしき人がカウンターの中で作業をしながら
「いらっしゃいませ」
と声をかけたまま作業に取り組んでいた。三人はあまり感じ良くないからすぐに出ようかなっと心の中で思いながらメニューに目を通していた。とりあえず、名前のよさそうなお酒を注文した三人は目の前に運ばれてきたお酒を見てそのきれいさに圧倒されて呑むのがもったいないような気分になった。でも一口飲んでみるとそのお酒のおいしさに驚く。マスターの愛想の悪さとお酒のオシャレでおいしさに全く逆の印象を持った三人であった。三人は店に入ってから数人の客が少しカウンターで過ごしたのちお酒の注文もしないで壁にある扉から入っていくのを見て不思議に思う。敏美がトイレはどこかマスターに聞くと数人が消えたドアとは違うドアを教えてくれた。トイレから帰ってきた敏美がマスターに
「あの扉ってどこかにつながっているのですか」
と聞くとマスターは
「入っていかない方が良いよ。」
「この若さではまると大変だから」
「でも入りたければ料金だけ払っていただければ案内します」
と言って案内のパネルを用意した。そのパネルには、この扉の向こうは秘密クラブの様なコンセプトバーでSMと言われるようなショーもされているようすが書かれていた。少しアルコールに酔っている三人は、三人でいるという安心感からか安くない料金をマスターに支払うと扉を開けて案内されるマスターに続いて奥の部屋に向かう。廊下を歩いて進んだところの扉を開けた先に見たものに三人は一瞬びっくりして動けなくなる。
そこで3人がみたものはステージの上は赤と黒の二色に統一されて磔台や三角木馬が陳列され、大きくないが五十人ぐらいが入れる観客席がある劇場のような場所だったからである。マスターが観客席の中ほどまで進むとステージの真ん中の席を敏美ら三人に案内する。その席にすぐに女性のスタッフが先ほどのバーのカウンターで飲んでいたものと同じお酒を新しく作って三人の前に置いた。すぐに客席は暗くなり明るくなったステージに黒いビスチェとミニスカート身を包んだスタイルの良い女性が登場した。その横に犬のように全裸の女性は首輪をつけられてリードを引かれて連れられている。敏美を始め三人の若い女性には衝撃的だったが、とりわけ敏美はうぶだったのでその様子が脳裏に焼き付く。もちろん敏美は、女王様の方でなく全裸の四つ這いで連れられている方の女性であった。三人は、運ばれてきたアルコールを飲むこともなくステージに釘付けになりショーを見ていた。やがてショーが終わって会場が明るくなったので三人は初めて氷が解けて上の方が薄くなったアルコールを飲んでその場を後にした。会場では、男性たちがなんやらドアのところに行列をなしていたが特に気にすることはなかった。翌週、三人は会社で顔を合わすが週末の出来事が衝撃的だったのかだれもその話題に触れないで日は過ぎていく。そのうち会社での飲み会も各々彼氏ができたりし、回数が減っていって最終的にはなくなった。敏美も彼氏ができて会社の飲み会より彼氏とのデートを楽しんでいるときに妊娠が発覚したために会社を退職して旦那と結婚した。
一人目の息子を出産の後三年後に二人目の息子を出産した敏美は、専業主婦でいて旦那の稼ぎで何不自由ない生活を送っていたが、下の息子が小学校に上がるころに旦那の仕事も景気に左右されて敏美もパートに働きに行かなければいけない状態になった。ちょうどその時結婚するまで働いていた会社でのパート募集がハローワークであったので面接に行くと即採用となり働くようになった。結婚前と違いパソコンの業務が多くなっていたが敏美は得意であったのですぐに仕事に慣れることが出来た。
数年たち子供も中学校に上がるころ仕事に慣れた敏美は会社の方からの声かけもあり正社員になることが出来た。正社員になると有給も自由に取れるようになったのでまた昔の友達と月に一回程度夜の街に飲みに行くようになった。夜の街に呑みに出かけるようになった敏美とその友達も昔のバーのことには触れないでいた。旦那とのエッチもしなくなって永らく経っていた。敏美は、女盛りになっていたので最近流行りのネットでの出会いを楽しみ初めるが、なかなか思う通りの相手に出会うことができない。そんなとき何気なくみたホームページの中にアブノーマルな出会いをマッチングさせるサイトがあった。少し興味があった敏美は、恐る恐る登録してみた。登録すると直に何人からのアプローチがあった。その中から数人メールし始めたが直にメールしなくなる人も多い。最後まで残った一人とメールでやり取りし始めて一ヶ月ほど経ったときに飲みに誘われる。メールである程度溶け込むことができていたので久々のデートに敏美は楽しいひとときを過ごせてまた、次回のデートの予定を約束することができた。一回目のデートの後の二週間後、彼とのデートでは敏美は昼で仕事を終わり午後有給をとり昼からランチデートをした。その流れで彼とランチの後ラブホテルに向かう。久々のラブホテルの使用に敏美は少しぎこちなかった。ホテルのベッドに腰かけた敏美の隣に彼も腰を下ろして敏美の髪をなでる。そして敏美の腰に手を回して唇と唇を触れさせる。しばらく二人は唇を合わせていたのちに男の手は敏美の服をボタンに手をかける。手探りで男は敏美の服のボタンを一つ一つ外しながら唇のキスが激しいものになっていくそして男の舌は敏美の首筋を這い始めるころには敏美の洋服もはだけて下着があらわになっていた。
下着姿になった敏美をベッドに残して男はカバンから縄を取り出す。後ろ手にした敏美を男は縄で縛り始めるがなれていないのかぐるぐる巻きにされただけであった。縄を巻き付けた後男は敏美のブラを外して乳首を露出させると乳首を執拗に指で触る。敏美は興奮するどころか昔見た綺麗な縄の状態との乖離に失望し冷めていくが男は敏美が恥ずかしがって喜んでいると誤解してそのまま続ける。キスで少し湿った股間もそのころには乾いてきているが、男は敏美のパンツを下ろすと乱暴に敏美のおまんこにちんぽを挿入してくる。敏美が気持ちいいというよりぼーと天井を見ていると男の腰の動きが激しくなり勝手に放出してしまう。それで男は満足したのか敏美の縄を解くとタバコを吸い始めた。少しベッドで横になっていた敏美は、体を起こしてお風呂場に行き湯船に湯を入れているとタバコを吸い終わった男が風呂場に来た。二人でお風呂に一緒に入るが敏美のテンションは下がったままであった。お風呂を出て身支度を整えると二人はラブホテルを出る。そして男に最寄りの駅まで送ってもらった敏美は家に直接帰るのも戸惑っていると会社の同僚から電話がかかってきて近くの居酒屋にいるというので敏美もその居酒屋はたまに行く店なので家とは反対方向になるが電車に乗って一駅移動したのち合流する。同僚たちの飲んでいる間に今日の男からメールが届いているが敏美は返信することはなかった。居酒屋さんでいつものように飲んで同僚との楽しい時間を過ごした敏美は、帰りの電車内で今日はあった男に自分のされたいこととの違いがありこれで終わりましょうとメールして自宅の最寄駅から自転車を押して帰宅する。




