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不憫な悪役令嬢は、ドリルで常識を穿つ!~国家一級魔導具師のお仕事トラブルコメディ~  作者: 雪見もち子


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世界観の補足資料【完結記念】

※本編読了後推奨。

物語を読むうえで必須ではない、世界設定の補足資料です。

この世界に興味を持ってくださった読者さん向けの資料集です。


本編最終話まで無事書き切りましたので、ご興味のある方のために、作中では詳しく触れていない設定をまとめておきました。


------


■世界の基礎構造


【魔力】

→ 人間なら誰でも生まれつき持っている。

→ 血液のような「生命に備わったもの」。

→ そのため、魔力を持っていること自体は特別ではない。

→ 魔力測定検査があり、魔力数値は1から10までで測定される。

→ 0という数値は存在しない。

→ ただし、10以上の魔力を持つ者は「測定不能」とされる。


【魔術回路】

→ 一部の人間だけが持っている特殊な器官・機構。

→ 魔術回路を持つ人間だけが、魔力を使って魔術を発動できる。


【魔術】

→ 魔術回路を通して魔力を行使する技術・現象。

→ 魔術回路を持たない人間は、魔力自体は持っていても魔術を使うことはできない。

※「魔法」と呼ばれることもあるが、一般的には「魔術」という呼称が主流となっている。


【魔術師】

→ 魔術回路を持ち、魔術を行使できる人間。

→ 「魔法使い」と呼ばれることもあるが、正式な呼称としては「魔術師」が一般的。


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■魔導工学と魔導具


【魔導工学】

→ 魔術そのものではない。

→ 魔力や魔術という現象を、工学・技術として研究し、再現・制御・利用するために人間が発展させた学問・技術体系。


【魔道具】

→ 魔導工学を利用して作られた、生活に密着した道具。

→ 人々の生活を支えるインフラの一部となっている。

→ 現代でいう家電製品などに近い。


【魔導具】

→ 魔導工学によって作られた高度な装置。

→ 魔道具よりも複雑・精密な機構を持つものが多い。

→ 現代でいうPCや精密機械などに近い。


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■魔術師と魔導具師


【魔術師】

「魔術回路を持っている。魔術を使える」


【魔導具師】

「魔術回路を持っている必要はない。

魔導工学の知識・技術によって、魔導具を設計・製造する」


つまり、魔力は普遍的。

魔術は一部の人間しか使えない。


しかし人間は、その魔力や魔術という現象を研究し、魔術師だけの力ではなく、誰もが利用できる技術へと発展させてきた。


魔力や魔術という現象を、人間が工学として扱えるようにした文明。

それが、この世界における魔導工学である。


【魔導具師という技術者】

魔力や魔術を研究し、魔術師だけの力ではなく、誰もが利用できる技術へと発展させてきた。

そうして生まれたのが、魔導工学、そして魔道具と魔導具である。


・魔道具師=生活用魔道具を扱う技術者

・魔導具師=高度・精密な魔導具まで扱える技術者

・魔導武器師=魔導武器に特化した専門職


『魔導具師』の資格だけでは『魔導武器』を開発することはできない。

そのため、リトニア家は『魔導武器師』と提携し、協力関係を築いている。

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