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悪党には死を 理不尽な暴力が嫌いな男  作者: 慈架太子


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第三十九章 SSSランク会合


 それから二週間が過ぎた。


 俺はSSSランクの依頼を次々とこなしていった。


 魔王軍の討伐、大規模災害の阻止、凶悪犯罪者の逮捕……


 全て完璧に達成した。


 レベルは160から170に上昇した。


 そして、今日。


 SSSランク冒険者の会合の日だ。


 場所は王都の中心にある大会議場。


 俺はテレポートで王都に向かった。


 東大陸の王都「テンリュウ」。


 人口五百万を超える超巨大都市だ。


 西大陸の王都アルカディアよりも遥かに大きい。


 俺は大会議場に到着した。


 巨大な建物。


 警備兵が俺のギルドカードを確認する。


「SSSランクのレオン様ですね。どうぞお入りください」


 俺は中に入る。


 広大な会議室。


 そこには既に二人の人物がいた。


 一人は老人。


 白い髭を蓄え、杖を持っている。


 だが、その周囲には強大な魔力が渦巻いている。


 もう一人は若い女性。


 銀色の長髪、鋭い目つき。


 大剣を背負っている。


 こちらも圧倒的な魔力を持っている。


 二人が俺を見る。


「ほう……新しい顔だな」


 老人が口を開く。


「私は賢者ゼンドウ。SSSランクの魔法使いだ」


「俺はレオン。よろしく」


 女性が俺を見る。


「私は剣聖リン。あなたが噂のレオンね」


「噂?」


「ええ。たった二週間で十件以上のSSSランク依頼を完遂したって」


「ただやるべきことをやっただけだ」


 リンが興味深そうに俺を見る。


「あなた、強いのね。私と手合わせしない?」


「今は会合中だろ」


「会合なんて退屈よ。それより実力を見せてもらいたいわ」


 ゼンドウが咳払いをする。


「リン、落ち着きなさい。会合は重要だ」


「はいはい」


 リンが不満そうに椅子に座る。


 俺も席に着く。


 その時、会議室の扉が開く。


 一人の男が入ってくる。


 王冠を被った中年の男。


 東大陸の国王、テンリュウ十三世だ。


「お集まりいただき感謝する。私が国王テンリュウ十三世だ」


 国王が席に着く。


「今日の会合の議題は、『魔王復活』についてだ」


 その言葉に、会議室の空気が変わる。


「魔王復活だと!?」


 リンが驚く。


「ああ。我が国の諜報部が確認した。北の魔境に、魔王の気配がある」


 ゼンドウが深刻な表情になる。


「魔王とは……千年前に封印された存在か」


「その通りだ。封印が弱まり、復活しつつある」


「どれくらいで完全復活する?」


 俺が聞く。


「推定では、三ヶ月後だ」


「なら、今のうちに倒せばいい」


「その通りだ。だが、魔王は一人では倒せない。SSSランク冒険者全員の力が必要だ」


 国王が俺たちを見る。


「お願いしたい。魔王を倒してくれ。報酬は金貨百万枚だ」


「百万枚!?」


 リンが驚く。


「それだけの価値がある依頼だ。魔王が復活すれば、大陸全体が滅びる」


 ゼンドウが頷く。


「分かりました。私は参加します」


「私も!」


 リンが即答する。


 俺も頷く。


「俺も参加する」


「ありがとう。では、三人で魔王討伐の準備を進めてくれ」


 国王が立ち上がる。


「三ヶ月後、魔王が完全復活する前に討伐する。それまでに準備を整えてくれ」


 会合が終わった。


 俺たちは会議室を出る。


 リンが俺に話しかける。


「ねえ、レオン。魔王討伐まで三ヶ月あるわ。その間、一緒に訓練しない?」


「訓練?」


「ええ。お互いの実力を高め合うの。魔王は強いわ。準備が必要よ」


 ゼンドウも頷く。


「リンの言う通りだ。私たちは協力すべきだ」


「分かった。協力する」


 リンが笑顔になる。


「よし!じゃあ明日から特訓よ!」


「どこでやる?」


「王都の外に訓練場がある。そこで」


「了解した」


 俺たちは別れた。


 俺は宿屋に戻る。


 魔王討伐。


 三ヶ月後。


 また新たな強敵との戦いが待っている。


 俺は期待に胸を膨らませる。


 そして、ステータスを確認する。


【ステータス】

名前:レオン

年齢:26歳

レベル:170

職業:冒険者

ランク:SSS

称号:深淵の覇者、龍殺し、魔王殺し、海神殺し、天空殺し、魔神殺し、古代竜殺し


HP:8000/8000

MP:11000/11000


【能力値】

体力:435

筋力:440

魔力:595

敏捷:442

知力:438


【所持金】

・金貨:350000枚


 レベルが170に到達した。


 魔力が595まで伸びている。


 所持金も三十五万枚を超えた。


 だが、まだ足りない。


 魔王を倒すには、さらなる力が必要だ。


 俺は修行を決意する。


 三ヶ月。


 この期間で、さらに強くなる。


 そして、魔王を倒す。


 俺の戦いは続く。



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