恋愛特集Ⅶ♡(異世界恋愛)
なろう出版の目玉といえば今や「異世界恋愛」ですね。
恋愛ものが苦手だった瑞月さんも良く手に取るようになってきました。
今回は、静かに育む、そんなお話を集めてみました。
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୨୧「婚約者は、私の妹に恋をする」
https://ncode.syosetu.com/n8109cq/
作:はなぶささま
この方もずいぶん前に書籍化をされた作家様となります。そして、私が長編としての異世界恋愛を初めて読んだ方。
『死に戻り』のはしりかもしれません(昔から、死にに戻り・やり直しテーマは存在していますが……)
主人公の「私」は何度も何度も人生をやり直します。何が間違っていたのか、何が正しいのか、彼女の婚約者はいつも妹に恋をして、婚約者を死守しても手放しても「私」は悲惨な結末を迎えます。だけど、何度目かのやり直しの時にもっと深くの何かに触れ、今まで登場すらしなかったカラスのような漆黒をもつ者に出会うのです。
書籍の方では完結されているのですが、なろうではまだ未完のものとなっています。だけど、一年に一度は更新されるようになってきていらっしゃるので、こちらでも完結まで書き切られるのかなぁ……と思いながら、完結待ちでブックマークを眺めています。
୨୧「オークの嫁」
https://ncode.syosetu.com/n9064lu/
作:たこすさま
人の第一印象は見た目が9割でしたっけ?
だけど、もし両国の和平のためにオークのお嫁さんをもらわなければならなくなったら、あなたらならどうしますか?
オークの国の美しいお姫さまの見た目は、オークでした。なんなら、男か女かも分からないくらいの。
ここに出てくるヒーローは、とても素敵な心の持ち主でした。
そして、ヒロインのオーク姫も、とても素敵な心の持ち主でした。
ここに出てくる魔法の道具は、もしかしたら、心の美しさで変化させてくれる、そんな道具だったのかもしれませんね。
୨୧『雪がとけるまで』
https://ncode.syosetu.com/n7802lp/
作:田山 白さま
ある雪の深い日。
一人の男が未亡人と犬一匹しか住んでいない山奥の御屋敷を訪ねました。
外は雪。未亡人は男を招き入れ、雪宿りをさせます。
ずっと話し相手もいない未亡人は、自分の過去を語ります。
彼女には、愛されなかった過去と、愛を知った過去がありました。そして、彼女の話を聞き終わった男は、今度は自身の父についてを語るのです。
静かな雪の日に、誰かの敷いたレールが重なることがあっても、いいのでしょうね。
୨୧『刺繍妃のお国入り』
https://ncode.syosetu.com/n3210hj/
作:藤倉楠之さま
こちらもとても静かに進むお話。
トマスの後妻として伯爵家に入ったアナベルは、まだ15歳でした。そして、トマスとは一回り以上も離れており、義理の息子ジュリアンですら、アナベルよりも年が上。
そんな伯爵妃。帝都の決まりで領地ではなく人質のように帝都で暮らす決まりでした。
クリスマス近くになると領土で刺繍を飾ります。その刺繍を刺すのもアナベルの仕事。そして、領土の話を聞くのです。
そんな10年。
トマスの訃報をジュリアンが持ってきました。さらには死の三日前には離縁されていると。
寝耳に水のように急な報せに戸惑うアナベルですが、実はたくさんの想いがその事実に含まれていて……。
静かに前を向くことができる、とても素敵なお話です。是非、ご一読下さい。
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ペンを置き、本の前にカードを並べ、「よし」と声を出した瑞月さん。
明日の朝はフレンチトーストにしよう!と心に決めて、お店を閉めます。
夜のうちから静かにミルクと卵がパンを育んでくれていますよーに。
皆さまも夏バテに気を付けて、朝ごはんをしっかり食べて下さいね。





