空を見上げるようにして詩を読んでみようⅢ(季節なし)
今日はなにを食パンに載せようかな……。
そんな風に思いながら、ジャムの瓶やチーズ、卵やベーコンを眺めます。
そして、ふと「あ」と思いました。
大事にしすぎて賞味期限が切れてしまったチョコレートが目に映ったのです。
どうしましょう……二年前です。
だけど、お腹には自信のある瑞月さん、よしっとチョコのパッケージを開き、トースターで食パンを焼きました。
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☆「ふるる ふるる」
https://ncode.syosetu.com/n4726hy/
作 逢乃 雫さま
もう、衝撃作品。芸術と言っても良いんじゃないかと思うくらいの。
雨粒があって、風が吹いて、それから、虹が出てきて、希望の光へと導いてくれる。
最後の一文字が変わっているのもとてもお洒落です。
何を書こうと、もう、見てみてください、としか言えません。
【推奨】PC画面で見られる方がいいと思います。スマホの画面は小さくて、本来の形が分かりません。
(2025/5/22、活動報告のプチ瑞月堂で紹介したものとなります)
☆「ただ風に揺れるのを見ていたい」
https://ncode.syosetu.com/n0654hs/
作:水渕成分さま
妻を失った夫の静かな余生のような、だけど確かにある「愛情」の中。
猫の額くらいしかない庭に野菜を植えようと助言した夫。だけど、そうねと答えたけれど一度も「野菜を植えなかった妻」妻を失ったあと、そこに広がる風景をただ見ていたいと願う夫の喪失感が、とてもしんみりと伝わってくるようです。ぜひぜひ、おすすめの詩となります。
☆「あなたは何も言わなくていい」
https://ncode.syosetu.com/n1658fp/
作:四季さま
この詩のすごいところは、どんな心の状態でもその気持ちにより添ってくれるところです。
荒んだ心の時、誰かを好きになってしまった時、絶望を感じてしまっている時。
ただ、今の時間への決定打が欲しくない時、この時間だけが続けば良いと思っている時に、すとんと自分の中へ、その言葉の数々が染み入るように落ちていきます。
疲れてしまった、でもまだ答えが出ていないあなたへ、何も言わずページを開いてみてください。
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ほんの少しだけ勇気がもらえるように詩作品を読んで待っていた瑞月さんの耳に、パンが焼ける音が聞こえてきました。
そして、トースターから食パンを取り出した瑞月さん。
食パンの上にはチーズとチョコが載っていて、こんがり焼けています。
紅茶も用意して、「よし、これで色々な殺菌はできるわよね」とお門違いな食中毒対策をして、食パンにかじりつきました。
そうよね、せっかくの希望と日常、この美味しいにも決定打は欲しくないわ。





