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詩:風船、綿菓子
詩:風船
不安や迷いで
大きくなった風船は
ぼくの頭の上で
浮かんでいた
ぼくの両足が地面から離れ、
風船に飛ばされそうになった時、
君のことを叫んだ
君に対する思いのたけを
そうすると、風船は萎み
ぼくの両足は地面に着いた
ぼくは走って
君のもとに向かった
君に会いたくなったから
そして、君の家の前で
君の名前を叫んだ
頭の上で
萎んだ風船を
揺らしながら
詩:綿菓子
綿菓子のようにフワフワ
ふっと息を吹きかけると、
空に飛んで行きそうな
でも、雷が落ちて来そうな
命中して
黒焦げになりそうな
そんな不安も抱えながら
空気中を漂っている
春も過ぎて、
夏に近づき、
風が強くなってきた今
ぼくはビュンっと、
飛ばされて
君の胸元に
スッポリ収まった
やっぱり、君の身体は
あったかくて優しいね




