このあとめちゃくちゃいちゃいちゃした
あ、うん。
今の俺に惚れさせるまでキスはしないと、格好いいこと言っておきながら、それはそれ。年頃の男子としては、両想いの女子がすぐそばにいるなら、いちゃいちゃしたいわけで。しかもブルマだし体操着から腕が出ているし偶然を装って何度も、2の腕に触ってみたし。
ごっちゃんは運動会の様子を撮影する仕事がある。でも、タブレット端末の操作には不慣れということで、俺が手伝うことにした。
ふたりで一緒に座っていちゃいちゃしながら、撮影会だ。
俺の膝の上にごっちゃんがちょこんとすわって、もう、抱き合うようにいちゃいちゃと撮影しまくった。
せっかくの動画なのに、直ぐ近くからクラスメイトの怨嗟の声がわりこんでくるし、ときおり襲撃してくる者がいたから、画面がぶれるぶれる。
さらに、素敵なお別れを済ませたはずのクッコロさんが登場。
「貴方の先ほどの告白に私も感動しました。ですから、正直になろうと思います」
俺の隣に座って抱きついてきた。
どでかいマスクメロンみたいなのが2つ、ぷよんと、頬に触れ――。
ごっちゃんが手を伸ばしてクッコロさんの額を押しのけて、おっぱいが俺に当たらないようにした。
さらに、逆サイドにも2つの巨大な振動がブブルルルンッと発生。
「悪魔的に愛人ポジション大歓迎よ。ねえ、ダーリン、私のことも愛して」
露出狂3つ目エロ悪魔っ子だ。ごっちゃんが悪魔っ子の角を掴んで、おっぱいが俺に当たらないようにする。
しかしさすがにごっちゃんといえど、ふたりのおっぱいを同時に防げるわけでもない。
クッコロさんのおっぱいがぽよんして、ごっちゃんがにゃーっと叫んだ隙に、悪魔っ子もぽよんしちゃって、ふたりの巨乳が胸を押しつけるようにして俺の取り合いを開始。
あー、間違いない。スキル《偶発エロ体験》が発動してる……。
「むにゃー!」
ごっちゃん爆発。両手を万歳して周囲に謎の力を放った。
観客席にいた生徒たちがぶっとぶ。
爆心地には俺たちだけが残る。
「流星が好きなのは、ごっちゃんです! だからクリストリスも発情悪魔も、離れて!」
「護国殿、ご安心を。私は友人として赤井流星と親交を深めようとしているだけです」
「そうよ。私は正妻ポジションでなくても何の不満もないのよ。愛人希望なの」
「むにゃー!」
やばい。
ニヤニヤが止まらない。ごっちゃんはもう俺の彼女確定みたいなもんだから、他の女の子に目移りしたら駄目なのに、ふたりのおっぱい、ふよんふよんのふわふわで。
「あれれー。流星、そのニヤニヤはワシが傍におるから幸せのニヤニヤだよね?」
「も、もちろんですよー」
「流星は、もう2度とワシに嘘はつかないよね?」
そっぽを向きかけ、潤んだ瞳でちらっと見てきた。
「ごめんなさい。おっぱい、気持ちよかった」
「むにゃーっ!」
ボーン!
むにゃボーンでごっちゃんが両腕を振り上げたかなって思ったら、もう、俺、顎に痛みを感じながら、初めてごっちゃんに殴られて空を飛んだ。
すっげ。くるくる回る視界でたまに見える校舎が点だよ。寒いよ。いったい上空何メートルまで吹っ飛んだんだろう。
ああ、強くなろう。
それこそ、今のタイミングで、ごっちゃんのパンチを避けて、腕を掴んで、ごめんよってキスして黙らせるくらい、強くなろう。




