表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
若人よ! ~学生のうちから考えてほしい事~ 【完結】(就職や将来へのヒント集)  作者: 水野忠


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/29

人生の主人公はあなた自身!

 かつては『人間50年』なんて時代がありました。今は医療技術が発達し、日本は世界でもトップクラスの長寿国になっています。人生80年? いやいや、もうすぐ100年だ!! なんてすごい時代になったものですね。


 かつて少年時代に、新宿のとある有名占い師さんに占っていただいたことがあります。私の人生は、早いうちに結婚して子供を授かり、30前後で不遇の時を迎え、30中盤から後半にかけて好転し、そのまま50歳くらいをピークに運気は爆上がりして、56歳で天寿を全うするといわれたことがあります。


「え? おれ、56歳で死んじゃうの??」


 今考えると、よくもいたいけな中学生少年に死刑宣告してくれたもんだと思いますが、残念ながらここまで結構当たっているから怖い怖い。私が結婚したのは21歳の時で、すぐに子供が生まれています。30歳の時に紳士服会社を退職した後、外営業と賃貸営業でボロボロの時代を過ごし、34歳で警備会社に入社してすぐに隊長職に任命されて、それからは資格も取れてホワイトな会社にも入社して、そこでもある程度の立場を作れて、今のところ順調です。


 50まであと3年ですが、もう一段いい仕事ができてくると、いよいよ56歳が現実味を帯びてきます。あ、もう10年切ってるし、カウントダウン開始ですか。。。そこだけは当たらないことを祈りながら日々戦々恐々と小説を書く毎日です。


 まぁ、それはいいとして。今回までに、いろいろと私の経験則を踏まえて、若い皆様にお伝えしたい最後のお話です。ある国民的アニメの話です。主人公の言葉に感銘を受けて、私の人生の指針というかポリシーにもなっているのですが、お伝えしておきます。


『人生を楽しむコツは、どれだけバカなことを考えられるかなんだ。』


 すごく前向きな素敵な言葉です。私もそれを実践してみて、ストレスも減りましたし、面白おかしいエピソードをたくさん作れました。


 例えば、、、


・100の資格を取得する。(2025/04/01現在90資格)

・同じ年に日本一高い山(富士山)と低い山(日和山)を制覇する。

・思いつくまま小説を書く。

・47歳にして大学卒業を目指す。(2025年春に入学して現在課題に奮闘中)

・いまさらダイエットに挑戦してみる。(2024年1月から7月までに12キロ減量)


 などなど。言ってみれば自己満足です。ほかの人から見れば『ふーん』ってなことなんですが、それでいいんですよ。自分が考えて、面白おかしく挑戦して達成してみる。特に日和山は仙台市内にありますが、埼玉から日帰りで行ってきました。往復750キロ9時間半のドライブ、ほんと、あほなことをやったもんですが、家族も友人も笑ってくれました。


 現代はストレス社会です。黙ってたってストレスは受けますし、上を見たらキリがないし下を見たら後がない。そういう時代です。それに、私も、縁あってこれを読んでいただいている皆さんも、たぶんですが100年後っていないんですよ。だったら、短い人生、面白おかしくばかばかしく過ごした方が面白いです。


 私という物語の主人公は私です。犯罪に手を染めず、他人に迷惑をかけない程度にやりたいことをやっていく。それができるのは、実はすごく大切で、幸せなことなんだと思います。


 みなさんの中で、何かやってみたいけど迷って足踏みしていることがあったらやってみてください。47年生きてきて、感じることは『やらないで後悔するよりやって後悔する方がいい。』と言うことです。やらないで後悔するのは不健全です。結果も何もスタートにすら立ってないですから。やって失敗するのはいいんですよ。次にどうするか、その壁をどうやって乗り越えていくか。先に述べたアニメの主人公はこうも言ってました。


『なぁに、壁なんて乗り越えるためにあるんだ。』


 その通りです。補足しておくと、壁は乗り越えなくてもいいんです。穴を掘って壁の向こうに抜けたって、壁を迂回して向こうに行ったって、壁に穴開けてぶち抜いたっていいんです。方法はたくさんあります。でも、壁の前であきらめたり、乗り越えようともしないで見上げてばかりいたって何にも解決しませんよ。


 皆様の人生では皆様が主人公です。親でも兄弟でも友人でもありません。あなた自身が主人公です。だったら、せっかくなら、楽しい物語にして、ハッピーエンドを迎えてほしいです。1日1日は長いかもしれませんが、それでも人間の一生はたかだか数十年の話です。これまで、経験則を踏まえて皆様にいろいろお伝えしてきましたが、いろいろな経験をして、いろいろな困難を乗り越えて、人間を成熟させ、素敵な大人になっていってください。そして、人生最期の瞬間に、


『大した人生じゃなかったかもしれないが、やり切ってやったぞ。』


 そう思えるようにしてくださいね。お互い、縁あって同じ星、同じ国、そして同じ時代を共に過ごしたみなさんが、いっしょに一生懸命人生という物語を紡いでいけるように、私、水野忠は心から祈願しております。


 最後までお付き合いいただいてありがとうございました。皆様のこれからの長い人生が、とってもハッピーでエキサイティングなものになりますように。


終わり。

(2024年8月4日 水野忠)

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


これを読んでいただいた皆様に、

何か少しでもヒントになるものが残されたらうれしいです。


一応完結させますが、

追加でお伝えしたいことが出てきたらまたアップしていきます。


みなさんの心には何が残りましたか?

次回作でまたお会いしましょう!


僭越ですが、

また頑張れよと激励くださる方もそうでない方も、

いいねとブックマークと高評価での応援よろしくお願いいたします。


水野忠

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ