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そんなことないよ
「隠してる?なんのこと??」ソナは、全く分からないといった感じで言った。
「だからさ、ソナとハツミ姫のことだよ」と、終末の剣は言う。
ソナは、「姫様のこと?」
「君の先祖の魔界は、ハツミ姫の先祖に罪を着せられた。
君は、姫様、姫様と愛している風だが。実は、複雑な想いを抱いている」
「そんなことないよ」ソナは、必死な感じで、否定をする。
終末の剣は、「そりゃ、姫はいい人だもんね」
「そうだよ」
「けれど、本当は時々、思い出すんだ。姫様の先祖がいなければ、自分は子どもの時に嫌な思いをせずにすんだんじゃないかって」
続く
否定は、するはな。




