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手を振る
「しかし、しゃべるんですね?」ソナは、率直な感想を言った。
「ああっ、まあね。だけど、びっくりしたな。精霊たちが、急にやって来て、大きい石を投げるんだもん。
ケースが割れて、びっくりした…。僕を、入れているんだから、もっと壊れない素材のガラスにしてほしいよ」と、終末の剣は、ブツブツ言った。
「精霊さんたち、本当にありがとう。私たちの代わりに…」ソナは、精霊たちに手を振った。〈やっぱり、透明で、精霊たちがどんな表情しているのかよく分からないな〉と、思ったがそれでも、ソナは手を振る。精霊たちが、自分を信じてくれたのが、嬉しいのだ。
続く
いつか、精霊たちをもっと、愛せる時が来るよ!




