LV18 追加オーダー入ります
「やっぱ、お前には話さない。これは俺の思い出だからな」
俺は俺と初音さんの馴れ初めを興味津々で聞き出そうとしている目の前の顔だけ美人の妹にちょいと昔の出来事を思い起こして、勿体ぶっている。いや、話す気等はないが……
「それと、お前が俺に話した契約のことは初音さんには言うなよ。これは俺と初音さんの問題だから、あとは二人の話合いだ。わかったな」
そんな重要な事、ちゃんと話せばいいのに……あの人の事だから、いろいろ頭の中で考えてうまく言えなくなっているのだろう。どちらにしても、初音さんがこの後どう出てくるかも楽しみの一つぐらいに俺は考えている。少し意地悪かな……
俺を見ていた興味津々の大きな瞳が、言っていることの意味を理解したのだろう。本心までは理解できているとは思えないが、右手を挙げて答えた。
「それよりさ、お前何で初音さんのところに行かないの?」
「おねえの住んでいるアパート行ったことある?無いから言えるんだよ。部屋はシングルベッドが一つあって、後はようやく歩けるスペースがあるだけ。それ以外はトイレの上にシャワーがあってお湯も出ないのよ。そんなとこに3人なんていられないって」
「そんなに狭いのか……でも、3人って。俺行かないよ」
「そうじゃなくて、下の妹。もうすぐ来るよ。さっきメッセージ送ってあるから、そういえば迎えに来いって返信きたな……」
「来る。来る?どこに?」
「ここによ。前後の会話聞いてた? おねえのアパート行くわけないでしょ」
おい、何で当たり前の様に言い返す?
「これから、ここに来るの? もう一人?」
「そう、妹、可愛いわよ。ピチピチだし。でも、駄目よ。私にしたようなことしちゃ。全裸で襲うようなことしちゃ。子供なんだからね」
してねぇよ。全部、お前の虚言だろ。
17時過ぎ更新です。




