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【01】『後頭部を強く打って死亡』のニュース

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【あらまし】(国民健康保険課職員坂口大輔と母子家庭の母親松島奈美、二人の感情をスリルとエロティシズムに包みながらコミカルに描かれた恋愛エピソード)


 市役所に社会科見学で来ていた小学生の松島海斗君が頭を打って意識が無くなってしまう。

 海斗君の父親は行方不明で、母親の松島奈美は海斗の意識が戻らず不安でたまらない。

奈美「今日だけでいいから、ここ(私の部屋)に泊って行ってもらえません?」

奈美が大輔に頼んだ。

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【主な登場人物】

坂口大輔 28歳男 美浦市役所国民健康保険課主事

小竹由夏 34歳女 美浦市役所国民健康保険課係長

松島奈美 34歳女 松島海斗の母、海斗のことが心配

松島博之 37歳男 松島海斗の父(失踪中)

松島海斗  9歳男 奈美と博之の子

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【前書き】

●この小説には多くの数字が出てきます。そこで読者の皆様が読み易いように横書きとなっております

●多人数での会話も多いことから、誰が話しているのか、すぐにわかるよう会話の頭に台本形式で、氏または名を付けて表現しました

●本文の推敲・校正、登場人物の整理、後書きにつきましてはAIを利用しております

●この物語はフィクションです。実在の個人・団体とは一切関係ありません。市役所職員、税務署職員をモデルに、フィクションとして制作されたものです

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 坂口大輔のワンルームマンション。朝。


 坂口大輔(さかぐち・だいすけ・28歳)は、美浦市役所の国民健康保険課に勤務している。朝、出勤前、大輔はテレビで何気なくニュースを見ていた。


テレビ「中学校で柔道の練習中に女子生徒が死亡しました。原因は大外刈りにより後頭部を強く打ったためです。大外刈りは柔道の中でも一番危険な技と呼ばれており、過去にこの技で亡くなった生徒は10人以上にのぼります」

大輔「へえーっ、柔道で生徒が亡くなることもあるんだ。驚いたなぁ。柔道以外にも、ラグビーとか器械体操も危険と隣り合わせとは聞いていたが」


 同じ時、松島家のダイニング。


松島奈美(まつしま・なみ・34歳)は、息子の海斗(かいと・9歳)と二人分の朝食の準備していた。


 テレビがついている。


テレビ「中学校で柔道の練習中に女子生徒が死亡しました。原因は大外刈りにより後頭部を強く打ったためです。大外刈りは柔道の中でも一番危険な技と呼ばれており、過去にこの技で亡くなった生徒は10人以上にのぼります」

奈美「えーっ、柔道なんかで死ぬことがあるの? 後頭部を強く打って死ぬことって、あるんだ」


 そこに息子の海斗が起きてきた。息子の海斗は小学3年生。


奈美「海斗、顔を洗って食事にしなさい」

海斗「はーい」


 海斗は洗面所で顔を洗い食卓についた。奈美と海斗が一緒に食事をしながら、

奈美「今日は、社会科見学で市役所へ行くのよね」

海斗「うん」

奈美「市役所の人が何をやっているのか、ちゃんと見てくるのよ」

海斗「うん、わかった」

奈美「わからないことがあったら、なんでも質問しなさいね」

海斗「質問していいの?」

奈美「もちろんよ。そのために行くんだから」

海斗「また変なこと言っちゃうかも知れないよ?」


 奈美は2年前、海斗が小学校1年の時、クラス全体を巻き込む出来事、あの授業参観のことを思い出した……

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