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祓の巫女  作者: うみのうさぎ


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巫女の親娘

飛鳥「ただいま ちょっとお母さん聞いてよ!」

帰宅してすぐに神社での出来事を報告する


幸子「おかえり飛鳥 帰って来て早々にどうしたの?」


飛鳥「今日神社に合格祈願に行ったんだけど そこで暴れてる猿と九尾の狐に出会ったの」


幸子「お狐様に出会ったの?」


飛鳥「そうなの 声が聞こえるなら手伝えとか言われて 夢中でお祓いしたのは良いけど 合格祈願したらそれは私の仕事じゃないとか言われたの 信じらんない」


幸子「本当に信じがたい話ね」


飛鳥「やっぱりそう思うよね?」


幸子「まさか飛鳥が私の後継者になるなんて」


飛鳥「後継者?お母さん専業主婦だから継ぐような仕事ないでしょ?」


幸子「少し待ってなさい」

そう言って母は押し入れから大きな木箱、長持を引っ張り出す


飛鳥「何その箱?」


幸子「これは私が飛鳥と同じくらいの歳の時に来ていた巫女装束よ」


飛鳥「巫女服?なんでお母さんが神社でバイトでもしてたの?」


幸子「神社というかお狐様から祓の仕事を頼まれてね」


飛鳥「お母さんとあの九尾の狐は知り合いだったの?」


幸子「学生の頃はよく会っていたわね ちなみにこの巫女装束はお狐様の力でいつでも召喚できる優れものよ必要な時は遠慮なく使いなさい霊力も上がるんですよ」


飛鳥「なんだかファンタジーな話になってきたね、朋美が好きそうなジャンルだ」


親娘揃って神に魅入られてしまうなんて自分の才能が怖い

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