↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/45

メアリス、ミーシャの過去を知る

「ミーシャが特殊な力を持っているのはご存知ですか?」


「えぇ、騎士様はミーシャの事を死霊士と呼んでいましたが……」


「死霊士というのは死者と交流出来たり死者を生き返らせる力を持つ死霊術を扱う者の事を言います」


「生き返らせる? でも、完全ではないですよね?」


「えぇ、器となる肉体と魂が合致しないと生き返る事は出来ません、そしてそれは到底無理な事なのです、しかし王族は求めているのですよ」


「永久に権力を維持する為、ですか……」


「ミーシャは死霊術を使える素質があった。それで王家専属の死霊士となったのです」


 王家専属といえばかなりのエリートコースだ。


「しかし死霊術にはデメリットがある。死者との交流は精神的苦痛を伴う為、心身共に疲弊していくのです」


 そういえば初めて会った時、かなり疲れた表情をしていた。


「ミーシャも例外ではありません。しかも優秀だった為に無理難題を押し付けられていた、と聞いた事があります」


 あ、それ私もあったなぁ、無視していたけど。


 女神様が『聞かなくて良し!』と言ってくれたし。


「つまりミーシャは王族の要求に答えられなくてお役御免になった、と言う事ですか」


「そういう事になります。行き場を無くした彼女は私の元を頼ってきました。丁度その頃に貴女の話しが出ていたので……」


 なるほど司祭様が一枚噛んでいたんですね。


「私としてはありがたい話です、あのまま1人だと自由な時間なんてありませんでしたからね、まぁ王族のやり方には憤りを感じますけど」


「えぇ、全くその通りです、新しい聖女様も王都から一歩も出ずに城で暮らしているそうですよ」


 ……何をやっているんだろ?


 国民からの要望に答えて国内を走り回っていた私の立場は?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。