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081●のどかな日

日ノ御子神社を中心とする村は、いつもと変わらず穏やかだった。

巫女姿の女性たちが楽しそうに会話をしている。


「なんてこと、なかったよね。」

「確かに装備は物騒だったけど、思考加速と身体遅速、うまくいったもの。」

「で、また、‘別荘’に送っちゃったのね。」

「今回は時間の流れを一致させてるから、浦島現象は気にしなくていいよね。」

「マイロードが、何してもいい、って仰ったんだから、もっと派手にやってもよかったんじゃないの?」

「まあ、こんなもんよ。あとは例の薬物、なんとかしなきゃ、ね。」

「こっちの宿題も一工夫いるよね。」

「そうねえ。どのパターンかなあ?また、あれかなあ?」

「そうねえ。根本を解決しないとね。」

「ヒトって、欲っていう業を背負ってるからなあ。」

「ソレイユとココアがやるって言うんだから、いいんじゃないの?」

「わたし、‘別荘’の使われ方が心配。また後片付けなんて、絶対にやだ〜!」

「今回はきちんと掃除させてから、出てもらいましょう。」

「賛成~!」


妙に陽気な会話が繰り広げられる。

ひとり、ルシファーは例外だったが。

この日の日差しも風も、あまりにものどかである。


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