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004⚫️脱皮する世界 脱皮する歴史
脱皮したセミが、抜け殻を振り返ることはあるか?
ない。その必要はない。
我々、人類も同じだ。
古いしきたりや習慣、因習、信仰。
そのような時代錯誤なものに、運命を委ねてよいのか?
古き神々はとうに去った。
新たな概念が次々と生まれ、旧きものは腐り、土に還る。
やがて、それは我々の新しきものの肥やしとなる。
日の巫女?なんだ、それは?
取るに足らない幻想だ。構わん、すぐに消してしまえ。
過去に縛られた霊性など、我々の未来には不要だ。
我々の賛同者は無数にいる。
それで彼ら彼女らも潤うのならば、
目的のための殉教者となってもらうだけのことだ。
なに、連中は手段のためなら、目的は選ばないのだからな。
思う存分、儲けさせてやろう。
肥え太るがよい。
我に従え。
そうすれば、新しい世界、新しい歴史が始まる。
共に脱皮しようではないか。




