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8,

 ニャー!

 「はいはい。帰ろうなアリア。」

 ニャー

 

 「また何かありましたら言ってください。」

 「はい、ありがとうございます。」

 

 ようやく病院から退院。元気に帰ることができた。

 

 

 

 「お帰り、皐月。」

 「あぁ。」

 「アリアは?」

 「はいはい、ちゃんといるよ。  アリア。」

 

 にゃーー!!

 

 「お帰り、アリア・皐月。」

 「おう。」

 にゃー!

 

 「それにしても元気になったね。アリア。」

 にゃー、ゴロゴロッ

 

 家に帰ってきてそうそう、ケージには入らず宗吾の膝の上で寝る準備。

 安心しているようです。

 

 「それで、時々外に出しても大丈夫か?皐月。」

 「ダメ!まだウィルスが残ってるんだ。だから、絶対に駄目だ!それに……」

 「それに?」

 「アリアは首輪してねぇーし、野良だと思われたら困るし。」

 「……そうか。」

 

 宗吾は皐月に「アリアを外に出してはダメなのか?」と確認をとるようにそういった。

 “猫を外に出してもいいか?”猫にはよくあることだが、大怪我やウィルスにかかってしまった猫はが外出禁止。だが、多くの猫は事故死や迷惑だといい、保健所に連れていかれることが多い。

 ウィルスにかかってしまった猫は期間が過ぎれば外に出る事も可能だが、なるべく引き換えた方がよいと思います。(作者談)

 

 「じゃあ、首輪をつけておこう!!」

 「はいはい……あ!、それと外から帰ってきてアリアを触るときはアルコール除菌。どんな時でもアルコール除菌は忘れんなよ!!」

 「はいはい。」

 「はいは一回!」

 「はーい。」

 

 ? ニャー!

 「?、なんだ?」

 「?、あぁとりあえず。首輪、首輪!」

 「?」

 ?

 

 楽しげに宗吾は言うが、皐月は何かを思い出したのかまるで潔癖症のように念を押すように言う。

 話している最中、アリアが間に入る。

 何がしたいのかわからないが宗吾は楽しそうに部屋に向かう。

 

 「はい、これでOK!」

 

 チリン。黒い体に赤い首輪に小さな鈴。

 何かにそっくりだ。

 

 「うん、悪くない。」

 「よし!ついでに皐月にも首輪をつけておこうか!」

 「……はい!?」

 

 ピクッピクッ。 アリアは何かに反応しているのだろうか?皐月と宗吾のやる事を見ている。

 

 「って!アリアが見てるからやめろって!!」

 「?、なんでだい?いつもやってることじゃないか。」

 「バカ!やめろって!宗吾!」

 

 じゃれ合いだろか。男同士のじゃれ合いにアリアは嬉しそうだ。

 

 「やめろって!馬鹿宗吾!」

 「はいはい。とりあえずおかえり。」

 

 チュッ。頬へと軽いキス。


 にゃーーーー!!

 「って……てめー、いい加減にしろ!!」

 

 ここから本当の


 猫と 男二人  の 

    生活が始まりました。

 

 

一部実話と曖昧な話。

 はい、やっとアリアちゃんが帰ってきました。

 

 「長すぎだろ……」

 いやー、すみません。ここまでかかってしまって。

 「全くだ!そういえば、あんたんところの猫はどうだったんだ?」

 えーとですね。母が迎えに行って私が帰ってきたときには家にいましたね。ケージ中でニャー、ニャー泣いてましたね。

 「ふ~ん。そう。」

 えぇ、けどそれが寒いという合図で、あったかい物を入れたらそれの上に乗って寝てましたね。

 「へぇー、 うちも買おうかな。」

 えぇ、お勧めですよ。

 「おう。」 

 さて次もありますし、そろそろこの辺で。

 

 「あぁ、みんな読んでくれてありがとう。まだまだ続からよろしくな!!」

 

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