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9,

微ボーイズラブあり。


 ニャー!!

 「!、はいはい。ご飯な。」

 ニャっ!

 「それにしても元気だな、マリアは。」

 「そうだな。ほいっと。」

 ニャっ。

 

 あれから一週間後。危険な状態から脱したアリア。ありえないほどの回復力で家の中を駆けずり回っています。

 

 ニャグニャグ。

 「……それにしてもあれで死にかけていたとは思えないな。」

 「?、それは不思議なことなのか?」

 「……あぁ、普通ならこの一週間、まだぐったりして寝ているはずだからな。」

 「ふ~ん。」

 

 ご飯を食べるアリア、を見つめる皐月と宗吾。

 彼らでさえも人間と動物が不思議な生命力を話していた。

 誰しも病気にかかり病気が治ればしばらくは体力回復のため、安静にしているものだ。だが、たまに例外もいるが………

 

 「……………」

 「まだ、仕事終わんねぇーの?」

 「!、いや、少し乗ってきたから、この気持ちが消えないうちに書いておきたいんだ。すまない皐月。」

 「……いや。」

 

 皐月もわかっている。彼は今話題の小説家で、今も締め切りを破って編集者に怒られているのだから……

 

 「俺も編集者やってみっかなー。」

 

 「……。」

 「?、宗吾?」

 「いや、なんでもない。」

 

 思わず口走ったことに気が付かない皐月。

 

 宗吾は嬉しかった。そんな事は誰にも言われてことがなく、なんだが嬉しくって。

 チュッ いつの間にか皐月を抱き寄せて髪へとキスをしていた。

 

 「へ?」

 ニャっ!!

  

 

 「……っ。」 

 

 宗吾は「もっとキスをしたい」と思い始めた。髪にキスするのは「思幕」。宗吾は次に皐月の手の甲へとキスを落とす。手の甲への意味は「敬愛・尊敬」この場合「敬愛」だろか。

 

 「やめ、やめろって!宗吾!」

 「!、あ、や、す、すまない皐月。」

 「……っ、あーもう。んな顔すんなって……?、アリア?」

 にゃーーー?

 「……?、どうした?」 

 「いや……子供にとんでもない物を見せた気分……」

 「………プっ、こ、子供って。」

 「!、笑うな、馬鹿宗吾!」

 

 慌てて宗吾を止める皐月。意外な宗吾の顔にお互いが照れ始める。そこへアリアの鳴き声が……

 「もう、おしまい?」と言っているのだろうか、皐月は恥ずかしい気持ちで一杯だ。

 

 笑う声が響き合う。

  

 フッと、アリアは外を見る、そこにはほかの猫が……茶色いキジトラ略して茶トラに黒と茶色が混ざったキジトラが……

 アリアは、ずっと外を眺めて………

 

 にゃー!

 「!!、?、アリア?」

 「きっと、外に行きたいんだろう。」

 

 

 ニャっ~

 


一部曖昧な会話。


ちなみにキスの意味。

 髪・思幕  額・祝福、友情  瞼(まぶた)・憧憬(しょうけい)

 耳・誘惑 鼻梁(びりょう)・愛玩 頬・親愛、厚意、満足感

 唇・愛情  喉・欲求 首筋・執着 背中・確認 胸・所有

 腕・恋幕  手首・欲望  手の甲・敬愛、尊敬  掌(てのひら)・懇願(こんがん) 指先・賞賛(しょうさん) 腹・回復

 だそうです。インターネットで調べたので信頼できることです。

 次回もお楽しみに!

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