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たまご物語  作者: 木偶
1/20

-1・キャラクター紹介オブたまご

・主人公1


 ミラ・フロワード。親を残して死ぬような不孝な名前は処分すべきだと判断し、前の名前は処分。現在は好きだった小説のキャラ=ミラン・フロワードから名前を拝借している。早く実家に帰って名付けてもらうのが今のところの夢。


 説教くさいが正義感に溢れているわけではない。自分の人権(竜だけど)が侵害されるとこれ以上なく怒る。身内だと思った人間にはすごく甘いが他人にはそんなに興味がない。国語と歴史が好きで、だがその歴史知識は中途半端。豆知識の方が多いうえ戦国時代が一番嫌いという変わった嗜好。一番好きな時代は文学もくそもない縄文・弥生時代。だが日本語が好きで、ちょっとした言い回しの違いで怒ることがある。お堅い文学は嫌いだが小説は好き。特に好きなのは児童文学だが、外国文学の翻訳物だと翻訳者にケチをつけることが多い。嫌いな科目は英語。大学でも単位を落として卒業が遠のきかけた。『正義感に溢れる少女や大人しいながらも決意が固い少女だけが主人公ではない』の一例。少女どころかアラウンド二十五、それも就活に失敗したニートだった。



・主人公2


 ヴィクトリアス・サーチャー。10歳の少年で、少し斜に構えた所がある。四角四面だが追々変わっていく――と思われる。学院での成績は上の中、やればまあまあできる子という評価を受けている。親戚が多く、皆の弟のような立場であったため上の学年の知識を微妙に知っていたりする。言葉遣いが子供らしくない。たまごを召喚してしまい困惑したが、また召喚をし直すのが面倒だったのと使役魔の世話をするのが面倒だったため、都合が良いと送還しなかった。――ら、逆に面倒なことになった。


 容姿は三白眼気味の平凡な少年。『主人公は必ずしも美形ではない』の一例。本人は真面目なつもりだが粗雑なところがある。



・友人A


 ボズ・トゥイスト。ヴィクトリアス(ヴィッキー)の親友を自称する。少し押しに弱いところがあるが、ここぞというところでは譲らない芯を持っている。三人兄弟の一番上。自分の名前は嫌いではないが短すぎるような気がしている。そしてこのキャラ紹介も一番短い。某有名魔法学校のキャラでいえばロンの立ち位置。『英雄!――の、友人』である。



・クラスメイトA


 アルタイル・ラフマン。クラス委員長であり、ここらでは有名な貴族の坊ちゃん。キラキラした容姿をしており、使い古された表現だが金髪碧眼の美少年。宗教画に出てきそう。金持ちの息子であり長男なのだが母親の出奔によりほぼネグレクト状態になり、父親の使役魔である魔物(リス)に世話されたため一時き人間の言葉を忘れたという壮絶な過去があったり。今でもリスの言葉は理解できる。たまごからかえったミラと一番初めに仲良くなった少年。彼も説教くさい。


 クラス委員長としてヴィクトリアスに発破をかけるが、いちゃもんをつけているようにしか見えないのが難点。『暗い過去を持つキャラがずっと闇を背負っているわけではない』の一例。育ての親が魔物(リス)であったため立ち位置がモンスター寄りである。気付けばヴィクトリアスよりも紹介文が長い。



・たまごの父


 アゲート。名字はない。竜の一族は宝石の名前を持つため、彼の名前は宝石由来。でも宝石にも限りがあるから『なんとか村の誰それの息子の誰々』と名乗るのが一般的。子供を大切にする竜の一族らしく未だ生まれぬたまごに対してデレデレ。(たまごだから)反応がなくても、平気でデレ続けられる強靭な精神の持ち主。赤い髪をしている。後述のクリソプレーズとはおしどり夫婦。なかなか出番がない。



・たまごの母


 クリソプレーズ。名字はやっぱりない。さりげなく夫よりたまごを優先するあたり竜族の女らしい。青い髪をしている。普段は冷静にアゲートの手綱を握りつつそれを気付かせない奥さまだが、たまごのことになると夫をないがしろにする竜の女の一人である。アゲートよりは前面に出ているがやはり出番がない。



・中年の教師


 名前はまだない。きっと先生としか呼ばれない。平均値な人生を送り、その場の流れで教師になったが子供が得意でなく扱い方を測り違えることがある。子供はモンスター以上の怪物だと思っている。ヴィクトリアスを話しやすい子供だと思っているが、贔屓になるのではと考えあまり付き合いはない。アルタイルは真面目で良い生徒だとは思うが金持ちが怖い。ほぼ毎年十歳児の赤面ものの呪文を聞いているため感覚が麻痺しているところがある。













 きっとまた増えます。

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