事は全てバナナで叫ぶ
数日後、僕は新聞読んでる。
あの一般人、四大貴族の筆頭の闇を暴いた。
中々いいね、バナナ沢山上げたい。
「相変わらずバナナなのね?」
「おや、メルト……と1匹」
「いっぴきじゃないです! メルです!」
「バナナ二本分……!」
「んな訳あるか!!」
「ぐぇっ!!?」
さて、今日はなぜ三人か……話は簡単で。
愛の教団が魔法少女ギルドに何やら因縁。
それを防ぐ為に、廃墟都市が見える高台にいる。
「リミィ来ないね」
「ルミィは?」
「ドジっ子魔法だからね、しかも最近初恋したらしいみたい」
くっ!? 僕が入る隙がない!!っと言わんばかりにルークはメルトの服袖を引っ張る。
「僕無視されると死ぬ」
「うさぎかよルーク!!」
「私も」
「ぬぐぐ!! よからぬライバル!!」
「メルトは私のよ! もっこりフィーバーすれば大丈夫!!」
「嫌だよ、メルトがいてこそだもん!!」
メルト左右の頭を叩いた「いたぁ」っと声がハモる。
「取り合うな! 僕はふたりが大好きなんだよ!」
「え?」
「ふ、バナナ!!」
「あ、ルークには無し」
「なんで!!?」
真面目な話に戻すと、リミィが帰ってこないらしい。愛の教団を調べてるらしい。
姉ルミィはあの一般人の専属メイドらしいから動けないらしい。
「まぁまぁ、僕はどうでもいいけど」
「バナナしか食わないヤツになんも言われたくないわよ!!」
「ほれで、どおふるの?」
「ルークと僕で廃墟都市入り口付近に行こう。メルはお留守番」
「戦えるよ? なんで」
「守りたいから」
「きゅん」
「死ねばいいのにバナナに埋もれてしまえばいいのに……」
「それ妬いてるの? 」
「うん、焼きバナナだよ」
「アホだね」
「でしょ? ルークいつもこうなんだ」
本日のルークのボケは封殺気味、なんでリア充はその世界に浸るんだい。悲しくなったのでルークは一人街へと向かった。
「なんか、僕の思考バナナしかなくて。バナナなんだとにかく」
よく分からないバナナ理論を呟きながら、誰かとぶつかる。ルークは見上げるとルディだった。
「ルーク、こんな場所で何を? って何!? どうしたのよ!?」
「ふぇぇぇ!! 僕、バナナしか愛せないからよく分からないんだ!!」
「つまりどうゆう事よ!? とりあえず泣かないで!」
ちょっとしたカフェ、ルークとルディは共に座る。
事情を話した、半分仕方がないのは理解していた。
「ルーク、メルトは男だから何時までも一緒ってのはないよ」
「わかってるよ、僕男だから……」
「アホがないと逆に不気味よ? で、いつの間に結婚する流れになってるのは私もびっくりよ」
「バナナとバナナしかくっつけない世界を作りたかったのに」
「バナナとバナナ!? あー、ホモの事かしら? そんな世界作ったら何か失うよ」
「なにか?」
「ルークのアホさにメルト疲れるのわかるわ」
ルーク自身、女装した時自分に惚れたのは実はある。むしろ自分好みを無自覚のまま育ったのもある。知力1しかないが……。
「そっか、自分を愛するしかない」
「それ、ナルシストだよ?」
「バナナを見立てるんだ……僕はアップルサイダーになりたいんだ!」
「意味がわからないよ!? ってアップルサイダーの基準ってなによ?」
「シュワシュワ」
「刺激的って事かしら……。ん?」
何かを運んできたカフェ店員、見るからにルークに似ている。ルディは閃く。
「店員さん」
「はい?」
「そこの子と座って」
「え?! わ、私がもう一人!?」
「やっぱり、ルーク良かったね」
「ほぇ? あ……僕がいる!?」
「はわわ……なんで? どうなってるの!?」
世界には同じの二人にいると言う、それが間違いなく運命……ルディは頷く。納得する、これなら問題ないと。
「バナナだよ?」
「私、バナナよりアップルだよ?」
「えーなんで!?」
「バナナふにゃふにゃになる」
「あ! たしかに……!」
アホとバカコンビになりそうな雰囲気があるのでした。




