ワサビの採取は高難易度
ベルアート様たちと、ワサビを求めて4階を目指す
3階の大トカゲは『平原の風』が倒してくれた
ファイン「最近やってなかったから、譲ってくれ」って
楽しそうに狩りに行った
メルトさんが遠くから弓でけん制して、パインさんはショートソードで気を引く
ファインさんとレイジさんが急所を狙って攻撃
足や首を狙って仕留めていた
パーティとしての連携が取れていて、とても安定した戦いだった
ドロップ品を回収して4階へ降りていく
ギルマス「ここに来るのも久しぶりだね」
ファイン「俺達も久しぶりだ」
「そうなんですね、ここは特に採取するものはないんですか?」
ギルマス「毒が欲しいやつくらいしか来ないんじゃないかね?」
メルト「そうですね、たまに出る依頼を受ける人が来るくらいじゃないですかね?」
「毒かー」
やっぱり毒目当ての人しか来ないみたいだなー
キレイな場所なんだけどね・・・
目的のワサビの群生地を目指して歩く
大体の方向は覚えているので、そっちに歩いていくと、小川が見えてくる
ギルマス「こんな所に川なんてあったんだね」
「はい、これを上流にたどっていくと森があるんです」
ギルマス「なるほどね」
歩いて森を目指す、しばらく歩くと森が見えてくる
道中に出る魔物は狙撃魔法で適当に倒した、だって近づくと危ないからね
ギルマス「器用な魔法の使い方だね・・・」
「楽ですよ」
ファイン「さすがSランクだな」
メルト「最小限って感じね」
レイジ「近づかないで倒せるのはいいですね」
止まる事なく歩けば、昼前には森に着いた
「ここにクモがたくさんいて、親クモを倒さないとダメなので、見つけて倒すまでは頑張って下さい」
ファイン「え?それだけか?」
ガロルド「かなりの数だからな、森の外で待っていてもいいぞ」
ギルマス「それじゃ今後倒せるかわからないじゃないか」
「じゃ、ひとり私についてきて欲しいんですけど」
ギルマス「私がついて行くよ」
ガロルド「それが一番安全だろう」
ファイン「は?親玉の所にいくのにか?」
ガロルド「ああ、ルラには従魔もついているからな」
ファイン「なるほど・・・じゃあ大丈夫か?」
「こっちは大丈夫ですよ。みなさんは自分の防衛を頑張って下さい。かなりの数のクモが来ますので」
ファイン「わ、わかった・・・」
「じゃ、ガロはこっちをお願いね」
ガロルド「ああ」
みんなの準備ができたら森に足を踏み入れる
ざわつく森、至る所からクモが出て来る
ファイン「うげー、めっちゃいる」
メルト「片っ端からヤリましょう」
パイン「うん、やろう」
レイジ「なるべく離れないようにしましょう」
「「「おお」」」
「じゃ、行きますよー」
ギルマス「ああ」
弓を構えて、クモを仕留めて道を作りつつ、探知で親玉を探す
「いた」
ギルマス「どこだい?」
「木の上です」
なるべく急いで道を作りつつ進む、2匹も雷撃でクモを蹴散らしてくれている
「きゅうっ」「きゅぃっ」
バチバチバチッ
ボトボト落ちるクモたち
「居ました、あそこです」
木の上に巣を作っている親玉
ギルマス「デカいね、どうやって倒すんだい?」
「え?普通にやります」
弓を構えて、矢を放つ
ドッドッドッドッドッ
1本から5本になった矢は親クモにしっかりと刺さっている
ドッスーーーン!!
地面に落ちて来た親クモはひっくり返った状態で少しもがいて・・・・・動かなくなった
親クモが倒された事で子クモたちは散っていく
ギルマス「なんて簡単に倒すんだい・・・・」
「見つけるまでがちょっと大変ですけどね」
親クモが消えて、ドロップ品を回収してみんなの所に合流した
「大丈夫だった?」
ガロルド「ああ、問題ない」
ファイン「無事だが、この大群を見るのは嫌だな・・・・」
ギルマス「親クモもかなりの大きさだし、木の上にいたよ。もしここをパーティで来るってなったら倒せると思うかい?」
ファイン「・・・・親クモを見つける事ができれば可能かもしれないが・・・どうやって見つける?この子クモの大群を倒しながら」
メルト「現実的じゃないわね」
パイン「うん、数が多すぎる」
レイジ「パーティでこの大群に出くわしたら逃げるの一択でしょう」
ギルマス「そうかい・・・Bランクの1パーティでも無理ってなると合同で来てもらう必要があるから・・・・かなりの金額になりそうだね」
ファイン「俺なら安全を考えてBランクを3パーティは欲しい所ですね」
ギルマス「3パーティ・・・・かなりの高級品だねぇー」
「まあ、収穫はそれなりの数ができるので。とりあえず収穫してみて計算してみるのはどうですか?」
ギルマス「そうだね、そうしようか」
「「「はい」」」
レンコンとは違う難易度だ
課題はあるけど、まずは目の前の宝物を採取しよう
「これです、これを折れないように引き抜くと」
立派な山葵が出て来る
ギルマス「へぇー、なんだかマンドラゴラみたいだね・・・」
ファイン「緑のマンドラゴラだ・・・」
そうなんだ、マンドラゴラ見た事ないや
手分けして、みんなで収穫
生えているものを全て収穫すればかなりの数になる
途中でお昼ご飯を挟んで、全て収穫した
冷えた手足をお湯で温めて、数を確認する
各自で自分が採取した数を足していけば総量がわかる
ギルマス「じゃあ、全部で375本だね。思ったよりも多かったね。それでも高級品にはかわりないねぇ」
ファイン「高級品扱いでたまに市場に出せば高く売れるんじゃないですか?」
ギルマス「1本金貨1枚でかい?そりゃ買うヤツはいるだろうけど・・・ねえ」
メルト「スパイスみたいな物ですし、妥当だとは思いますけど」
ギルマス「そうだね、時間停止の魔法カバンが必須だね」
「じゃあ、ここのボスを周回しましょうか?そのうち出るかも?」
ガロルド「ああ、いいんじゃないか?」
ギルマス「なんだって!?いいのかい?」
「はい、どうせ『花グモの蜜』を集めてますし。ついでにやっておきます」
ファイン「ついで・・・」
メルト「Sランクねぇー、ふふふっ」
ギルマス「ありがたい話だけど、何か悪いね・・・・」
「トレントの枝も良い素材なんで、その代わり出なかったらすみません」
ギルマス「いや、気持ちだけでもありがたいよ」
ガロルド「じゃあ、行くか」
「うん」
ファイン「気を付けてな」
ギルマス「ありがとね」
ワサビは私の収納で預かる事にして、ここでみんなとはお別れ
ベルアート様たちは地上に戻って行った
私たちは『花グモの蜜』を取りに行くついでに、キングトレントも狩る事にした
丁度地上に戻ろうとしていた所だったしね
いつも通り花グモを狩って、最下層へ降りて行く
「アルジャン、お願いしていい?」
木にはやっぱり火魔法がいいだろう
「きゅぃー」
「ありがと。アルジャンがやってくれるって」
ガロルド「じゃあ、見学だな」
止まる事なくボス部屋に入って、キングトレントと相対する
2回目なので特に気負いもない
「きゅぃ!」大きくなったアルジャンが前に飛び、盛大に青い炎を吐いた
ゴォォオオオオオオ!
燃やし尽くされるキングトレント
攻撃さえできずに燃えていく
何かごめん・・・・
相性が悪かったと思って欲しい
ガロルド「前よりも早いかもな?」
「そうかも、アルジャン凄いねぇー」
「きゅぃー」
元の大きさに戻ったアルジャンを褒め殺しておく
混ざりにきたアスターも一緒に撫でまわす
キングトレントの燃えカスも残らなかったが、居た場所にはドロップ品がある
キングトレントの枝と魔石
そして宝箱がある、さっそく開けて中を見る
宝石やアクセサリーと一緒に袋があった
「もしかして一発で出たりする?」
ガロルド「だとしたら凄いな・・・」
鑑定の虫眼鏡でみて見る
『収納袋、見た目の100倍入る袋』
「うーーん、時間停止とかは付いてないね」
ガロルド「残念だったな」
「でも、魔法カバンは出るんだし、いつかはでるかもねー。聞いてる?ダンジョンさん?これから周回して何度もボス倒しちゃうからね?魔法カバンの時間停止付き!!!これが欲しいの!出るまで倒しちゃうからね!!」
座りこんで、地面をバシバシと叩きながら言う
「おーい!聞いてる?また来るからね?準備しといてね!」
ガロルド「何度も倒されるか・・・出すか・・・・だな」
「うん、早い方がいいと思うよー?いっひっひっひ」
わるーい笑い方をして、奥へ進む
ガロルド「これだけ脅せば出るかもな」
「うん!期待してる!」
転移の石碑の奥へ進んで、桜は元気だろうかとみて見る
変わらず咲き誇る桜の木
散らない桜もあってもいいだろう
「また、来るね」
そう言って、転移の石碑から地上に戻った
ありがとござした!




