表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『アルビトリウム』の世界 登場人物紹介 用語解説  作者: 新条満留
戦闘録(ここは既読者のための項目です)
53/61

洞窟の試練

洞窟の試練


 ステラたちが仙界に行くために受けた三つの試練である。



 第一試練――贖罪しょくざい


 概要

 仙界は浄地であるため、地上界の者がそこに行くには地上界で犯してきた罪を贖わねばならない。ステラたちはそれぞれに犯してきた罪に対する罰を受けたことで、自分たちの罪の大きさを自覚した。

 特にステラとアルギラはワタマ族として『諸族』を大量に殺害してきたため、死よりも苦しい大きな罰を受けることになり命の危険に晒されることになった。


 結果

 一命を取り留めたステラとアルギラは、この試練によって精神的な結び付きを強めた。

 アルギラはステラへのわだかまりを捨て、秘めていた彼への想いを素直に受け止めるようになる。その後の彼女がステラに急接近していく契機となり、彼と彼に想いを寄せる女性たちとの関係性がより複雑になっていく。



第二の試練――克己


 概要

 罪を浄めたステラたちが仙界に行く資格を得るための本格的な試練が始められた。そして彼らは最強の敵――最良の状態の自分と戦うこととなった。


 結果

 ステラたちは誰もが危機に陥り命の危険に晒された。そして最初に自分に勝つ方法に気づいて勝利したステラが仲間を助け、その方法を伝授し、彼らを勝利に導いた。ステラたちの結束力がさらに強められ、鉄壁なものとなっていく契機となった。

 試練を乗り越えた褒美として、統貴仙から『コル』を授けられ、ステラたちはそれぞれに最強の武器を手に入れた。



第三の試練――弁償


 概要

 ステラたちがこれから自分たちに起こる未来を知り、疑似体験していくこととなる。彼ら全員が同じものを同じ場所で見て経験していく。


 結果

 ステラたちは恐るべき未来を知ることとなった。『ワタマ族』の襲来と『天破埋没』の発動が同時に起こってしまうという事実だった。しかし未来はそれぞれの「心の有り様」で変えることができるということを彼らは知った。特にステラは彼を取り巻く情勢の変化によって「心の有り様」がその「分」を超えたものを抱くようになり、それによって危うく未来は最悪な方向に向かっていくことになることを知った。ステラはそれを自覚したことで、自分の心がどうあるべきなのかを悟った。


 追記

 本編では話の流れ上、詳細まで記載する余地も必要もなかったので、ここでステラが自分の過ちを自覚できなかった場合の未来の裏設定を記載しておきます。


 ステラは仙界に行って耳に入ってくる悪い情報に心を動かされ、焦燥に駆られて天界に行くことを断念し仙界から地上界に戻ることになる。

 そして、ステラは『ワタマ族』を滅ぼすため、「諸族連合軍」を結集して『諸族の城』に本拠を置いた『ワタマ族』に決戦を挑む。しかし襲撃は失敗して連合軍は大敗を喫して敗退する。そしてファルも彼らの捕虜となり人質に取られ、『ワタマ族』は敗退したステラたちを殲滅するため彼らの本拠である『樹海城』を襲撃する。しかし『天破埋没』の発動を遅らせる能力ちからを持つ通仙坊が『荒天使い』に殺されてしまい、『月の天井』の進行が早まることになる。ステラもファルが人質に取られている中でその実力が発揮できず、『ワタマ族』と諸族連合軍の決戦中に『天破埋没』が発動して宇宙は消滅してしまう。


 つまりステラが自らの過ちを自覚し反省したことで、天界に行くことができ冥界の者たちも正体を現していく流れができあがったのです。

 私はこうしたことは現実にも起こり得ることだと思っています。何かに気づけるかどうかが人生を大きく変える場合もあるかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ