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謎の美少年登場!!

「お前馬鹿か!?」

夢歌はいつも以上に動揺していた

良く見ると手や足は震えていた

「…馬鹿じゃないけど?」

「…、いやもういいや」

「ねぇ、夢歌!なんで動揺してた訳?」

「だって出入り口はさっき入って来た場所だけなんだよ!?」

「あのさ、そこの彼女を置いて行けば通してあげなくはないかな?」

「ふんっ、だったら好きにしろ」

「…なっ!!葛城!!」

「俺はコイツがいなくとも生きていける」

「…くくっ、面白いね君」

「うわぁー、モノ好き」

会話をしていると

奏太が一歩前に出て来た

「あのさ、それ以上の方法はないの?」

「ない」

「即答かよ、くそ!!」

野崎は近くにあったオイルボトルを蹴り飛ばした

「あのさ、私と勝負しない?」

「夕凪ちゃん!?」

「へぇ…、どんな勝負?」

「もちろんdeathgameよ」

「夕凪ちゃん!?」

「くくっ・・・、君達ってホントに面白いね!うん、いいよ」

「覚悟ッ!!」

刀を振り落とす

しかし、殺すことなんて出来なかった

「何故、殺さない」

「無理だよ」

「…なっ」

「だって殺したらこれ、どーするの?」

「…くくっ、ははっ!!最高だよ!!」

崩れ落ちたを起き上がらせて

お腹を抱えて笑っていた

「はぁ…笑い疲れた、うん!今回だけは僕の負けだ」

「じゃ、早く」

「でも諦めた訳じゃないからね♪」

ボタンが出てきた

そのボタンを迷いなく押した

すると、何も見えやしない真っ暗な場所から通路が出て来た

「このロリコン野郎…あとで殺しに行くからな!!」

「夢歌…?怖いんだが」

「ほら、行くぞ」

『はーい』

謎の美少年をあとにして地下から部屋に戻ってきた

「…ふふっ、花芽夕凪ですか…今後色々と使えそうですね」

地下に行って数時間しか経っていないのに

ドッと疲れた

「今日はもう帰っていいから、あと明日はOFFで」

「か、かくれんぼのこと?」

「それ意外に何があるワケ?」

「…ごめん、ははっ」

「じゃ、お休み」

それからみんな解散後

「…奏太、寝た?」

「…ううん、まだ」

「あのさ、一緒に寝ていい?」

「…うん」

「ダメかな?何か寝れなくてさ」

「…いいよ」

「本当?やったね」

枕を持って布団の中へ入った

「…なーんかさ、奏太が隣にいるとすごーく落ち着く」

「そうかな?」

「うん、そうだよ」

「夕凪ちゃん」

「ねぇ、奏太…私さ最近変なんだ」

「うん、知っている」

「泣くこととかさ…恥ずかしいけど」

「きっと…それが本当の夕凪ちゃんなんだよ」

「そうかな?」

「うん、絶対」

「…お休み、奏太」

「…お休み、夕凪ちゃん」

明日が休みとなるとついほっとして

気が緩んでしまう、いやいいのか緩んでも

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