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詩集『想・葉・連』~無数の点は線を描くのか~  作者: 槇河 しゃち


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さんじゅうよん

身体が世界と調和していない

普段は意識もしない胃が垂れているような不快感

何か決定打があるわけではない

ただ自分の頭に重なって重みを増して

思考力を攫うような砂嵐が脳内で生じた

大切な友人も一蓮托生の妻も

目が合うだけで、いや、意識をするだけで

気分がじんわりと摺り潰されて苦みを生む

いなくなってほしいなんて幼稚なことは思っているわけではない

自分が死にたいなんて諦めるようなことも言わない

ただただ異常な重力に当てられた僕の心臓を

海の底まで沈めておきたいような今日の日

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