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じゅうなな

色彩に富んだ世界を

美しいとは言いながら

自室は白黒、二色のみ


暗い部屋に浮き出る液晶の光

ライトアップされた無表情

何故か感じる心の安らぎ


洞窟で灯した仲間と篝火

寝静まりかえった小さな空間

火の揺らぎと軽やかな捻髪音

遺伝子に刻まれた安堵の記憶


電子の送受信と人間の交流

表現できるのは氷山の一角

距離が生み出す心の狭間

吹き出る噂に翻弄されながら

憎し憎しと喚いたとて

盃交わして黙々と語れば

心の琴線はおのずと通ずる


瞳の奥を覗くまでは

沁みだす空気を感じるまでは

待ってみようと、ふと思った夜

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