じ、じゃあ遠慮なく
「音頭君が言うことではありませんが、音頭君の言うとおりですよ立花さん、むしろ軽音楽部のことでなくてもここ生徒会室で生徒が言いよどむ必要はありません、解決出来るかは分かりません、しかし生徒の悩み事相談事は常に聞きます、なので立花さんも遠慮なく言ってもらって構いませんよ」
「さっすが葵、生徒会長の鏡だね~」
「よ、[氷の模範生]」
「貴女たちも生徒会役員なのですから協力はするのですよ」
葵の言葉に感心するのは生徒会役員の2人だけでなく音頭たちもだった、
「カイチョースバラシーデース、これがニホンのセートカーイなのデスネー」
「さすがですね葵会長、俺も何かあったら相談させていただきます」
「軽音楽部の[コスプレ特攻隊長]の肩書きは伊達じゃないですね」
「その不名誉な肩書きは遠慮します」
「おふ!」
音頭の言った肩書きをバッサリ斬る葵である、
「と言うわけです立花さん、遠慮する必要はありません」
「そうそ、ドバーンと言ってよ、りっちゃん!、どんなことでも大丈夫だから」
「じ、じゃあ遠慮なく」
葵と音頭の言葉に立花は意を決したように、
「葵会長、昨日一緒に幼等部の先生教室で氷菓先生に許可をもらいに行ったじゃないですか」
「はい、音頭君の要望通り氷菓先生に許可はもらえましたが」
「実はその時の会話をこっそり聞いていた生徒がいて」
「フフフ、いたずら心現れる幼等部生徒だね~」
「その生徒が」
音頭のセリフをスルーして立花は続ける、
「私たちの演奏を見たいと言ってきているんです」




