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詩折り  作者: 上の森シハ
29/29

短い詩2作 と 一行詩9作

トロピカル気分をラミネートリボンに閉じ込め

不似合いなまでのjerseyな靴音響かせ闊歩する

ヒューマニックなときめきを宿した街並み

溢れるは、いづれ出づる茅時(かやとき)の待ち人たち

ネオンな装いで飾った数奇的運命を信じた夜は長く


--- --- ---


mentalエコロジカルなフローチャートに欠伸する三毛猫

君の言葉はパロミノだとワイン瓶を片手に講釈する貴方


--- --- ---


・涙のワルツに履かせる硝子の靴は無く

斟酌(しんしゃく)は彼方、愛善とは名ばかりの摩擦に狂乱す

縷々(るる)信悦(しんえつ)、戯評になれぬ真実と影に咲く花


・枕辺に置いた棘皮(きょくひ)で組み立てる悪夢への桟橋

脳漿(のうしょう)に僕を住まわせてと君、視界接続

・爬虫の森に雷鼓轟くなかで銃眼を作る狩人


・レセプションの華に私だけのメヌエット、偽りの舞台

・朝露の沐浴を涼やかに彩る君の横顔に惹かれる

・落雁のように愚心ほろり溶かす懐かしき柔和な笑み

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