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短い詩2作 と 一行詩9作
トロピカル気分をラミネートリボンに閉じ込め
不似合いなまでのjerseyな靴音響かせ闊歩する
ヒューマニックなときめきを宿した街並み
溢れるは、いづれ出づる茅時の待ち人たち
ネオンな装いで飾った数奇的運命を信じた夜は長く
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mentalエコロジカルなフローチャートに欠伸する三毛猫
君の言葉はパロミノだとワイン瓶を片手に講釈する貴方
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・涙のワルツに履かせる硝子の靴は無く
・斟酌は彼方、愛善とは名ばかりの摩擦に狂乱す
・縷々信悦、戯評になれぬ真実と影に咲く花
・枕辺に置いた棘皮で組み立てる悪夢への桟橋
・脳漿に僕を住まわせてと君、視界接続
・爬虫の森に雷鼓轟くなかで銃眼を作る狩人
・レセプションの華に私だけのメヌエット、偽りの舞台
・朝露の沐浴を涼やかに彩る君の横顔に惹かれる
・落雁のように愚心ほろり溶かす懐かしき柔和な笑み




