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懐かしき場所
いつの間にか眠っていたらしい。
夢で寝るという『矛盾』は置いとき外を見る。
あれはっ懐かしの学校じゃないの
バスが止まると同時にあたしは飛び出した。
自分でもあきれるほど律儀にバス代を出してから。
どうやら地面は固いようだ、ふふ
「おはようッ安らぎの場所ー」
あたしは誰もいない中庭を走った。
玄関に辿りついた時、気が狂わなかったのが不思議と思った。
あたしが来た道には・・
およそファンタジーの本でおなじみのもの
鬼、ピクシー、グール、魔女、、
ずっと付きまとっていたから
みな笑顔でこう言っていた。
「勇者あ・・運命人はすぐそこ・・運命はきまった、勇者あ」
手を伸ばしてくる奴もいたけど
あたしの感情のないけりを食らった
とにかく学校についたのだ。
あたしの知るなかで最も現実味のある場所に!
だけど・・
なんでだれもいないのかしら




