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エピローグ 何気ない日常
「それでさぁ…それがマジで面白くてぇ!」
「えぇーまじぃー」
学校での休み時間というのは騒がしい物だ、なんせ自由時間なのだから。皆はクラスの友人達と仲良く雑談している、だがこの男は違った。
(はぁ~早く帰りてぇな…)
机にうつ伏せになりながら、1人でそんなことを考えているこの男は、田中順一、至って普通のぼっち高校生である。
彼は幼い頃から、友達と呼べる人物がいなかった。どこかで居た気もするが、結局は一時的な関係で長続きはしなかった。
(なんか、めっちゃ長い夢を見ていた気がするな…気のせいか?)
こうして田中純一は、なにごともなく至って普通の人生を歩むのだった。
「今回の青年はダメだったか…だが魔王を倒すためにも、力に溺れない人材を見つけなくては…」




