『魔法十家』
p25、魔法十家
■概要
数ある魔法家において、頂点に君臨する10の魔法家。一年に一度、魔法十家の再考を行うため、毎年魔法十家は変化している。
現在の魔法十家。
1【アルス家】
《王家魔法─アルス─》
王家代々魔法を引き継ぎ、先代の血族の魔法やその威力、魔力を引き継げる。この魔法の全能力を完全に引き出せるようになれば、継承者の数だけ圧倒的な魔法となる。
全てを引き出すことは難題ではあるが、近い血族の魔法ほど引き出しやすい。
最初の魔法十家の頃から君臨し、一度も魔法十家から外れたことのない一族。
2【グリモワール家】
《魔導書魔法─グリモワール─》
グリモワール家は魔導書とともに産まれる。その魔導書にはその子の魔法適正が書かれており、習得しやすい魔法についての記載と、習得法などが書かれている。
3【フェリア家】
《精霊魔法─フェリア─》
精霊が補助につき、魔法を使用する。使用できる魔法の属性は精霊の属性に依存する。
初代当主は精霊の暮らす異世界に迷い込んだ人物であり、その者が契約したことにより、一族代々精霊と契約ができる。
4【アイズ家】
《模倣魔法─アイズ─》
模倣魔法は、他者の魔法を見たり触れたりしただけで再現する魔法。アイズ家は魔眼を持つ者が多いため、その目のおかげで初見の魔法でもコピーできる。
・『魔女の魔眼』
……魔力の流れを読み、発動する魔法を読み取ることに長けている。属性や魔法の性質まで読み取れる。
・『完璧模倣者』
……魔力が透き通るあまり、コピーした魔力によって髪や目の色変わる。
5【アイエフ家】
《条件魔法─アイエフ─》
条件魔法は、あらかじめ指定した条件が満たされた時、仕掛けていた魔法が発動する。魔法はどこにでも仕掛けることができる。
強力な魔法ほど発動条件に縛りがあり、発動させることは難しい。だが条件がある分、魔法の威力は凄まじい。
決め台詞は、「トリガーを引いたな」。
6【アリア家】
《詠唱魔法─アリア─》
詠唱によって魔法を発動させる。そのための詠唱文は自然と降りてくる。多くが危機的状況に陥った際である。
また、「飛べ」や「弾けろ」などといった命令を物体に唱えることで、発言通りのことが起こる。人に仕掛けることもできる。
7【ヒーリング家】
《支援魔法─ヒーリング─》
あらゆる支援魔法に長けている一族。特に治癒魔法に長けており、肉体の半分が欠損しても再生させるだけの技術を持つ。
その他、強化魔法や弱体化魔法、日常魔法や索敵魔法など、あらゆる分野に精通している。
8【アタナシア家】
魔力操作を卓越させた一族。
一族秘伝の魔法はないが、魔力操作だけで魔法十家に上り詰めた一族。この一族の魔力操作術は卓越しており、魔力操作によるあらゆる術を生み出した。
・『結殿』
魔力消費量は多いが、魔力によって結界を生成することができる。
・『魔籠』
他者の魔力を封じることができる。
9【ラストリゾート家】
《召喚魔法─サモンズカード─》
魔力を消費することで、手札を増やして戦うカードゲーム型魔法。カードはランダムに配られ、手札にあるカードに魔力を込めることで、効果を発揮する。
カードには二種類あり、「召喚獣」と「魔法」である。召喚獣を戦わせつつ、魔法カードで応戦する。手札によっては最強だが、弱いカードを引き続けることもある。デッキがなくなれば、しばらくのインターバルが必要。
10【黒廻家】
《黙示録の魔術》
その実態は、悪魔との契約により、悪魔の能力を引き出しているに過ぎない。
初代当主は悪魔の暮らす異世界に迷い込み、悪魔と契約を交わした。それにより、一族代々悪魔と強制的に契約を結ばれる。
九十九の悪魔がおり、悪魔との交流を深めることで悪魔の能力を借りたり、引き出せる。
■魔法百家
魔法十家に次ぐ実力を持つ魔法家。中には元魔法十家の一族もおり、魔法家有数の実力者一族の枠組みである。
1【ホスチョウ家】
《天衣魔法─コロモホスチョウ─》
受けた魔法を纏うことができる。
2【ファントムペイン家】
《洗脳魔法─ファントムペイン─》
触れた相手を洗脳する魔法。
3【ソードクイン家】
魔法剣の名工。
最高峰の魔法剣を作る一族であり、魔法を武器に付与する技術を持っている。そのため、この一族の作る魔法剣の値段は高騰している。
4【ドラグーン家】
《対龍魔法─ドラグーン─》
龍に対して圧倒的威力を誇る魔法。
5【テレポート家】
《転移魔法─テレポート─》
異名、百所巡り。
思い浮かべた場所に、自由自在に瞬間移動することができる。
6【ウィッチクラウ家】
異名、魔法喰らい。
特異体質『魔法喰らい』
この体質者はあらゆる魔法の効果を受け付けず、それどころか受けた魔法を自身のものとして使用できる。
一定時間で消化される。
7【シンカ家】
《震火魔法─シンカ─》
異名、業火の魔法家。
この一族は使う炎は大きな揺れを伴う。火力と破壊力を兼ね備えた魔法。
8【ローゼンクロイツ家】
《薔薇十字魔法─ローゼンクロイツ─》
大魔導書『死者に送る薔薇』の作者が初代当主。この魔導書には薔薇十字魔法についての記載と、未来に起こる出来事が三つ記述されている。
また、この魔法は薔薇を出現させ、操る魔法。その薔薇が持つ毒は、あらゆる生物を数秒で死に至らしめる。
9【マドレイン家】
《吸収魔法─マドレイン─》
触れた相手の魔力を吸収することができる。
戦闘スタイルとしては、相手に触れて魔力を少しずつ奪い魔力切れを狙う。
10【リベリオン家】
《反魔法─アンチマジック─》
異名、反逆の一族。
あらゆる魔法への対抗手段を生み出す魔法。どんな魔法に対しても、時間や経験があれば対抗手段を生み出せる。
11【メルヘン家】
《おとぎ魔法─フェアリーテイル─》
初代当主メルヘンの描いたおとぎ話に登場する出来事を引き起こす魔法。条件として、その本を手にしていなければいけない。
12【ガーディアン家】
《守護魔法─ザ・ガーディアン─》
絶対防御を誇る魔法。守ることに特化している。
13【アイアンメイデン家】
《拷問魔法─アイアンメイデン─》
あらゆる拷問が行える魔法。電気椅子、爪剥ぎ、殴打など。
14【モーニング家】
《葬儀魔法─グッドモーニング─》
相手を葬るための魔法。火葬や土葬、散骨など、葬儀に関わる事象を引き起こせる魔法。
15【クロック家】
《時間魔法─クロノスタシス─》
時間を操る魔法。
16【オールイン家】
魔法蠱毒を発明した一族。
自身の持つあらゆる魔法を共食いさせ、たった一つの魔法を生み出す。魔法が多ければ多いほど、強力な魔法となる。
17【シン家】
《七罪魔法─セブンスシン─》
互いの最も大きな七罪を発覚させ、七罪に従ってバフデバフかける。
傲慢は全能力上昇、怠惰は全能力低下、強欲は魔力上昇、嫉妬は魔力低下、暴食は筋力上昇、色欲は筋力低下、憤怒は精神不安定化。
18【プリズン家】
《監獄魔法─ネオプリズン─》
改良版。相手の腕に一つ手錠をつければ、相手の魔法を一つ封印できる。首に錠をつければ魔力を封印できる。足に錠をつければ身体を重くして身動きを重くする。
19【インビジブル家】
《不可視魔法─インビジブル─》
いろんな物を不可視にでき、魔法をも不可視にする。
20【ルミラー家】
《鏡花魔法─ミラーガーデン─》
あらゆる能力を持つ鏡を顕現させることができる。あらゆる攻撃を反射する反射鏡、鏡に映った者の分身を作る分身鏡など。
21【有栖家】
《御火魔法─ミカエル─》
聖なる炎を司る魔法。その炎は毒やあらゆる呪いを退ける。
22【氷川家】
《氷国魔法─ハクギン─》
自分を中心に、半径100メートルの正方形内を一瞬で氷で覆い尽くすことができる魔法。
23【漆原家】
《漆黒魔法─シッコク─》
闇霧を周囲に放出し、闇に紛れている間のみ魔力出力は上昇する。闇霧全域は視野の範囲であり、闇霧範囲内なら瞬間移動できる。
24【九重家】
《蓄積魔法─ディスチャージ─》
際限なく魔力を溜めて一気に放つことができる。また、様々な魔法を一か所に蓄積し、一気に放出もできる。
25【小鳥遊家】
特異体質『神速』
神速体質者は、魔法の展開速度が異常に早い。小鳥遊家は遺伝上、ほとんどがその体質者である。
26【不知火家】
《不知火魔法─シラヌイ─》
火属性魔法であり、見た目は炎である。だが実際の効果は受けてみるまでは分からず、使用者もその効果を指定できない。
氷属性だったり、回復魔法だったり、ランダムな効果を持つ火。
27【斬崎家】
《斬撃魔法─キリサキジャック─》
どんな魔法にも斬撃効果を付与できる。
28【結督家】
《封印魔法─ユイガミ─》
結督家は、封印専用の魔法具『結箱』を製造しており、そこへ人やモンスターを封印できる。
29【八鯨家】
《迎撃魔法─ハチクジ─》
向かってくる魔法に対し、最も有効な魔法を自動で放つ。全く意識していない時に奇襲を受けても発動する。有効な魔法がない場合は発動しない。
30【篁家】
《乗算魔法─ダメージアッパー─》
攻撃を与えると相手に数字表示。その後何度も攻撃することで数字が掛けられ、数字の分だけ威力が増す。上限はない。
31【不和家】
《約分魔法─ディバイザー─》
受ける攻撃の数値を最大100として約分し、その中でランダム一つの数値の攻撃をダメージとして受ける。
32【月羽家】
《十二星座魔法─スターサインズ─》
相手の肉体に星を刻み、星座の形に刻んだ時、魔法が発動する。十二星座ごとに強力な魔法が起こる。
33【女王家】
《トランプ魔法─クイーンカード─》
あらゆるトランプゲームをもとにした魔法。
ババ抜きの場合、互いの攻撃が相手の手札のトランプを引く行為となり、最後にババを持っていた方がこれまで相手が受けた全てのダメージを負う。
スピードの場合、より早く相手に50回攻撃すれば、相手より攻撃した回数×1秒、相手がフリーズする。
34【結束家】
《束縛魔法─ケッソク─》
自身を条件で縛ることによって特定の能力を向上させる魔法。また、相手の一部能力を封じ、その分他の能力を向上させることもできる。
35【目隠家】
《無視魔法─メカクシ─》
目で捉えていない攻撃は全て無効。
36【四季織家】
《四季魔法─シキオリオリ─》
季節によって使用できる魔法や自身へかかるバフが変わる。季節ごとに、その季節が旬の果物や花、魚や病気、気候などを出現させることができる。
37【霜凪家】
《対氷雪魔法─ユキドケ─》
氷や雪など、寒冷系の魔法に対して、圧倒的な対処力を持つ魔法。
38【右京家】
特異体質『双子共鳴』
この体質は、双子間で魔力や魔法を共有できる。
必ず左京家が出産をするタイミングと重なり、左京家の子と容姿が似る。
右半身に魔法が宿り、右目に羽紋様が浮かぶ。必ず飛行能力を持っている。
39【左京家】
特異体質『双子共鳴』
この体質は、双子間で魔力や魔法を共有できる。
必ず右京家が出産をするタイミングと重なり、右京家の子と容姿が似る。
左半身に魔法が宿り、左目に羽紋様が浮かぶ。必ず飛行能力を持っている。
40【木兎家】
《感情魔法─キドアイラク─》
感情次第で様々な魔法が発現する。喜べば傷や病気が回復し、怒れば雷が落ち、マグマが降り注ぐ。哀しめば雨が降り、周囲の者にデバフがかかり、楽しんでいれば自身の能力が向上する。
41【インフォビア家】
《恐怖魔法─インフォビア─》
猫恐怖症や閉所恐怖症など、あらゆる恐怖症を植えつける。
42【ウィーク家】
《弱点魔法─ウィークポイント─》
相手に弱点を生み出す魔法。
43【パズル家】
《パズル魔法》
相手をパズルの盤面とし、魔力を含んだ攻撃を当てることでパズルを埋め、完全に埋めた際に相手を瀕死に追い込むほどのダメージを与える。
また、魔力を込めた拳で地面を叩くことで、様々な効果を持ったパズルを生み出す。その魔法の種類は所有者によって異なり、爆破や氷結、落石など。パズルを相手にぶつけることで発動する。
44【ファントムシーフ家】
《怪盗魔法─ファントムシーフ─》
怪盗に向いている魔法。他者への変装や物体取り寄せ、ライトアップや拡声など、様々な魔法がある。
45【エアリアル家】
《空気魔法─エアリアル─》
空気を自在に操る魔法。空気を剣や槍状にして相手に突き刺したり、空気をなくすこともできる。
46【シャドウ家】
《影炎魔法─カゲロウ─》
影の中を自在に移動し、また影を炎に変えることもできる。
47【ノヴァ家】
《爆発魔法─ノヴァ─》
魔力を込めたもの全てを爆発させることができる。爆発の威力は込めた魔力量に比例する。
48【マリン家】
《海中魔法─アクアマリン─》
海中で高速移動を可能にしたり、水を操ったりする魔法。魚を操ることもでき、水中モンスターの使役も可能。
特殊な腕輪『海中腕輪』も製造しており、その腕輪を装着することで、海中でも呼吸をできたり、水の抵抗を減らしたりできる。
49【アモーレ家】
《愛情魔法─ラブアンドピース─》
愛情を強く込めている魔法ほど、高い魔力出力を発揮できる。
50【フラジール家】
《脆弱魔法─フラジール─》
魔力を込めた攻撃を相手に加えれば、その部分がどれだけ強固でも脆弱になる。
51【ポルターガイスト家】
《揺蕩魔法─ポルターガイスト─》
ポルターガイスト的な現象、物が宙を舞ったり、怪音が鳴ったりする魔法。
52【カラーズ家】
《虹色魔法─カラーズ─》
魔力を込めた攻撃がペイントとなり、様々な色のペイントを塗ることができる。ペイントの色によって、様々な効果を与える。
赤は火傷、青は水中、白は凍傷、黄は麻痺、黒は盲目、紫は毒、緑は治癒。
53【デッドリー家】
《致死魔法─デッドリー─》
あらゆる魔法に致死効果を与える魔法。魔力で防御しなければ、全ての攻撃が致命的となる。
54【エンブレム家】
魔法バッジを製造している一族。
あらゆる攻撃から身を守ってくれる「保護バッジ」、魔力出力が上がる「魔攻バッジ」、火属性の威力が上がる「火炎バッジ」などがある。
55【カイザー家】
《皇帝魔法─カイザー─》
異空間に王国を建造し、好きにその王国へ行き来できる。その王国を発展させ、軍隊をつくって召喚することもできる。自分の死は王国の民の命と肩代わりされるため、王国を発展させるほど強くなる。
だが死にすぎれば、王国の重要な立場の人間も死ぬため、国が崩壊する可能性もある。現実での一日は、その世界での三日である。
56【プリクエル家】
《前日譚魔法─プリクエル─》
前日に戻ることができる魔法。その際、記憶は保持する。
57【リクルート家】
《雇用魔法─リクルート─》
魔力を纏った手で触れた人物やモンスターを、魔力を消費した分だけ服従させることができる。消費した魔力量と雇用時間は比例する。
優秀な人材ほど、消費魔力は多い。
58【プログラミング家】
《プログラミング魔法》
魔法をプログラミングのように組み立て、様々な魔法を発動できる。プログラミングが失敗すれば魔法は発動できず、エラーが起こったり、バグが発生する。
59【チェス家】
《チェス魔法》
チェス盤の空間を形成し、そこでチェスを行う。駒を失うごとにダメージを受け、チェックメイトになってしまえば心臓が止まる。
もしチェスをしなければ、全てのチェスの駒が襲いかかってくる。
60【オベリスク家】
《石柱魔法─オベリスク─》
石柱を生やしていく魔法。生やせば生やすほど自身の能力は向上していき、石柱から魔力の供給も行われる。
61【桃妻家】
《料理魔法─モモヅマキッチン─》
料理に関するあらゆる事象を引き起こす魔法。包丁を使った切断や桂剥き、茹でることや冷凍など、できることは無限大。
最後に味付けをして、いただきます。
62【楪家】
《想像創造魔法─イマジネーション─》
想像した事象を創造することができる魔法。
63【巫家】
《神託魔法─ヤオヨロズ─》
願えば、状況に応じて魔法が新たに与えられる。時間とともに魔法の情報を与えられ、分析することで魔法を使いこなせる。
64【夜船家】
《錯覚魔法─ヨフネ─》
魔法の見た目や位置を錯覚させる。
65【鈴無家】
《鈴檻魔法─ベル─》
特製の鈴『鈴檻』に音や魔法を閉じ込めることができる魔法。その後、任意のタイミングで鈴に閉じ込めたものを放出できる。
66【領国家】
《領域魔法─テリトリー─》
一定範囲の領域を決め、その領域を侵犯している相手に魔力の弾丸を浴びせ続ける。この攻撃は相手が領域から脱出するまで続く。領域内の全ては把握でき、自由に操れる。
また、領域内にいる間、自身の能力は向上する。
67【阿呆家】
《無理解魔法─アンダースタンド─》
よく分からない攻撃は全て無効化する魔法。使用者のIQが低いほど有利な魔法。
68【絵宮家】
《戯画魔法─スケッチブック─》
描いた絵通りの魔法を発動させる。
69【愛原家】
《好き嫌い魔法》
好きな相手から受ける攻撃の威力は100倍、嫌いな相手から受ける攻撃の威力は100分の1倍になる。
好きな魔法の威力は100倍、嫌いな魔法の威力は100分の1倍になる。
70【浮島家】
《浮島魔法─ウキシマ─》
上空に浮島を出現させることにより、周囲一体に浮力を与えることができる。あらゆる物を浮かせ、魔法を解除することで、浮島含めあらゆる物が降り注ぐ。
71【五百鬼頭家】
特異体質『キメラ遺伝子』
モンスターなど生物の血を飲むことで、その生物の能力が発現する。
72【異外町家】
魔眼、魔耳、魔鼻、魔舌など、特異体質持ちが生まれやすい一族。
魔眼は目を通して、相手の身体の魔力の流れや、物体に仕掛けられた魔法などを見破る。
魔耳は耳を通して、相手の魔力のリズムや、魔法の音を見分けることができる。
魔鼻は鼻を通して、相手に染みついた魔法のにおいや、その属性や種類をかぎ分ける。
魔舌は舌を通して、食した物に魔法が使われているか否かや、何の魔法生物の肉かを食べ当てる。
73【朽葉家】
《墓守魔法》
墓を出現させ、守り続けるほど能力が向上する。墓を破壊されれば死ぬ。
74【鍵宮家】
《万鍵魔法─マスターキー─》
鍵宮家は生まれつき、全身に見えない鍵穴がいくつもある。魔法により生成した鍵を鍵穴に差すことで、魔法を発動できる。鍵穴ごとに発動される魔法は異なる。
75【凩家】
《木枯らし魔法》
その風に触れただけで、あらゆる物体・生物はエネルギーをもぎ取られる。
76【深波家】
《海波魔法─ブルーインパクト─》
波を操る魔法。その波は魔力として放てるため、魔力を認識できなければ視認できない。見えない波が怒涛の勢いで押し寄せるため、近づくことさえできない。
77【薬師家】
魔法薬を調合する一族。
これまで多くの魔法薬をつくり、多くの患者を救ってきた。
78【火鎌家】
煉獄の炎を纏う鎌『火鎌』を製造する一族。
実家には煉獄の炎がわき上がる竈があるため、その炎を組み込んだ武器を多数製造している。もし『火鎌』の炎を受けたら、その火を消すことはできない。
79【羽束師家】
《堕天使魔法─フォーリンエンジェル─》
初代当主は堕天使であり、人間と恋に落ちて子をつくった。この一族は半天使の家系であり、全員が翼を生やしている。
堕天使魔法は黒い翼を生やし、黒い羽に触れたもの全てを死に至らしめる。死の瞬間、あらゆる生物は恋に落ちたような幸福を味わう。
80【鬼咜村家】
《火氷魔法─ホムラノチギリ─》
鬼の一族。
鬼の中でも炎鬼と氷鬼の一族が結ばれて築かれていった一族。そのため、代々火属性と氷属性の魔法を扱う。
81【コード家】
《暗号魔法─コードナンバー─》
数字の文字列によって発動する魔法が決まっている。指先に魔力を込め、相手に特定の文字列を刻めば、魔法が発動する。
『010』で凍結、『3』で切断、『83』で闇霧を発生、『1』で火炎、『1010』で転倒など。
82【オルタナ家】
《二者択一魔法─オルタナティブ─》
戦闘中、常に二者択一の選択肢が脳裏に浮かぶ。一つは勝利へ近づく選択肢、もう一つは敗北に近づく選択肢。もし確実に勝てる状況、負ける状況にまでなれば、選択肢は一つしか浮かばない。
83【アリバイ家】
《不在魔法─アリバイ─》
自分や他者を現在地から不在にする。強制的に自分や相手を現在地からランダムな瞬間移動で全く別の場所へ飛ばすことができる魔法。
84【エーデルワイス家】
《純白魔法─エーデルワイス─》
戦闘中、着ている白い服が汚れなければ能力は上昇し続ける。汚れてしまうほど能力は低下していく。
85【スキップ家】
《略式魔法─スキップ─》
あらゆる魔法を手順省略、異なった手順で正常に発動できる。
86【コントロール家】
《支配魔法─コントロール─》
モンスターテイマー一族。
あらゆるモンスターを強制的に支配する魔法。
87【キュロット家】
《水雷魔法─キュロット─》
水と雷を生み出し、操る魔法。
88【ランダムバトル家】
《変革魔法─ゲームチェンジャー─》
不規則に使用できる魔法や魔力出力、戦闘スタイルが変化させられる魔法。
89【ジャイアント家】
《巨大化魔法─ジャイアント─》
巨人の一族。
あらゆる物体を巨大化することができる。
90【リフレクト家】
《反射魔法─リフレクト─》
あらゆる魔法や攻撃を反射する。
91【リメイク家】
《変身魔法─リメイク─》
一度見た他人に変身できる魔法。魔法を極めれば、人だけでなくモンスターや物体にも変身できる。
92【リザレクション家】
《蘇生魔法─リザレクション─》
一定時間内に死んだ人物を蘇らせることができる。
93【アルケミスト家】
《錬金術魔法─アルケミスト─》
錬金術を魔法に落とし込んだ。どんな物体でも、好きな物体へ変化させることができる魔法。
94【クララ家】
《星を落とすための魔法─サヨナラクララ─》
エルフの一族。
魔力量や魔法技術が人より格段に優れたエルフであり、『魔法切符』という、魔法が刻まれた魔道具を作成している。魔法切符は魔力を込めれば、刻まれた魔法が発動できるというもの。エルフ秘伝の技術であり、作成できるのはエルフだけ。
この一族秘伝の魔法は、とにかく広範囲に干渉できる。空に浮かぶ星にさえも届きうる魔法。
・『星の魔眼』
……星から見下ろすように、あらゆる地点を広範囲で見ることができる。
95【アレクサンダー家】
《夜明けを告げる魔法─アレクサンダー─》
エルフの一族。
魔法を刻んだ武器を製造しており、アレクサンダー製の武器は全てが一級品。アレクサンダー製は非常に高騰している。
一族秘伝の魔法は、誰かを助けたいと願った時、真の能力が解放される。
・『雷神の魔眼』
……視認している相手を麻痺させる。
96【イレギュラー家】
《不規則魔法─イレギュラー─》
発動後の魔法の挙動が一定ではなくなる魔法。また、不意に予想外のことが起こったり、予測不能の魔法。
97【ヒストリア家】
《歴史魔法─ヒストリア─》
あらゆる出来事を歴史上の出来事に一致させて、未来を決定することができる魔法。目の前で起こった出来事が過去に起こった事件とある程度同様であれば、その事件の結末通りに進む。
98【ステータス家】
《能力魔法─ステータス─》
戦闘を積むことで経験値が数値化されて加算される。一定の経験値を積むことでポイントを稼ぐことができ、ポイントを筋力や魔力、敏捷力といった項目に注ぎ込むことで、ステータスが上昇する。
また、魔法の習得もポイントを消費して行える。ポイントを積めば積むほど、熟練度を上げることができる。
99【エクストラ家】
《追加魔法─エクストラ─》
欲しい魔法を願えば、手に入れることができる。使いこなせるかは当人の能力次第。
100【スマイル家】
《笑顔の魔法》
使用者が笑顔でいればいるほど、能力が向上する。他人を笑わせることで向上もする。
その魔法は、笑顔の数だけ強くなる。
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