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異世界プロフェッショナル職業一覧  作者: 総督琉
異世界職業シリーズ➁
19/34

『ゴーストペインター』

p19、ゴーストペインター

 ■概要


 幽霊が見えないにも関わらず、幽霊退治を行う職業。

 除霊方法としては、ゴーストスプレーにより幽霊を着色し、幽霊を視覚化する。ゴーストスプレーを塗ったところは攻撃できるため、そこを重点的に攻撃して退治する。


 除霊を専門に行う一族に稀に、幽霊の見えない者が生まれる。そういった者がゴーストペインターとなり、幽霊退治を行う。

 また除霊専門一族でなく、一切霊力を持たないにも関わらず、ゴーストペインターとなり除霊を行う一族もいる。

 そのため、ゴーストペインターという職業の者は意外にも多い。


 ゴーストペインターの始まりは異世界歴1000年頃。それ以前から幽霊の目撃情報はあったが、1000年頃に幽霊全盛の時代がやってきた。

 幽霊は未練を持った人やその他生物が死後、霊となって現れたもの。一般人には見ることも触れることもできない。だが幽霊から生者に干渉できるため、厄介。

 そこで霊感を持つ者が除霊を行い始めた。霊感を持つ者は幽霊を見ることも触れることもできるため、専門の一族が台頭し始めた。


 藤原家、天草家、橘家など。


 しかし霊感を持つ者だけでは足らなくなり、霊感を持たない者でも除霊を行えるような道具が開発された。

 それが、ゴーストペインターの始まりである。


 除霊師の首都は三十都市の外れにある「和国」の辺境「幽霊街」。森に囲まれた場所にあり、少し離れた場所にある街と線路で繋がっている。

 そこは妖城街と呼ばれ、妖怪が多発する街。時折幽霊街と妖城街は交流する。


 幽霊街は頻繁に幽霊が出現する。




 ■ゴースト階級


 ゴーストは強さと種類によって、以下の階級分けが成されている。


 強さごとに10段階に分けられる。

 強い順に、


 ・甲 (世界的危機)

 ・乙

 ・丙 (街一つを消すほどの霊力を持つ)

 ・丁

 ・戊 (死の確率が上がる)

 ・己 (死の危険がつきまとう)

 ・庚 (この階級以降、モンスターの幽霊が増える)

 ・辛 (この階級の幽霊を倒せば、一人前のゴーストペインターと認められる)

 ・壬

 ・癸 (初心者でも除霊できる)


 葵になってくると、弱すぎて除霊慣れしたゴーストペインターにも見えるようになる。

 逆に甲は、強すぎて一般人にも見えることがある。



 種類ごとに12に分けられる。


 ・子 (特別な能力を持たず平凡)

 ・丑 (防御力特化)

 ・寅 (攻撃力特化)

 ・卯 (敏捷力特化)

 ・辰 (神話や伝説上の生物の霊)

 ・巳 (毒系能力持ち)

 ・午 (高度な知能)

 ・未 (所有能力不明)

 ・申 (五感攻撃)

 ・酉 (大群)

 ・戌 (服従可能)

 ・亥 (死傷者多数、凶暴凶悪)


 それらの強さと種類を組み合わせ、戊辰や甲子などというように、幽霊ごとにつけられる。




 ■専門道具


 ・ゴーストスプレー

 幽霊に着色させることができるスプレー。赤や青、黄色から白まで、あらゆる色のスプレーがある。


 ・ゴーストネット

 幽霊を捕獲することができる網。


 ・ゴーストゴーグル

 幽霊を視認することができるゴーグル。視覚が狭まるため、好まない者も多い。


 ・ペイン刀

 特殊なペイント液が付着した刀。幽霊目掛けて振ることで、幽霊を色付けしつつ斬ることができる。




 ■歴代ゴーストペインター


【天草弍式】

 天草家は代々名門の除霊一族であり、一族から幽霊の見えない体質者が出たのは初だった。

 彼は9歳の頃に家から追い出され、民宿を行う老夫婦に育てられた。階級「庚戌」の幽霊と会話だけで仲良くなり、度々悪霊退治を行っていた。

 除霊一族は皆浮遊するほどの身軽さを持ち、彼もそれが健在。そのため巧みな体術によって幽霊と対等に渡り合った。

 やがてはゴーストペインター至上最強と言われた。


 彼が所有する刀は『天草零式』。

 天草家初代当主の愛刀であり、幽霊を斬ることができる。霊力の弱い者が使用する場合、刀に宿る霊に侵食される。

 長時間連続で使用すれば、幽霊に身体を乗っ取られる。


 未曾有の大災害を引き起こした階級「甲亥」の悪霊「終焉の獣」との戦い後、消息不明。



【浅右衛門】

 天草弍式のライバルを自称していたゴーストペインター。彼女が扱う霊刀『夜告げ』は、雷光を司る霊が宿っている。

 階級「丙午」の悪霊「冥界沈む隕石象」を一人で倒している。天草弍式に次ぐ実力と評される。

 1800年代当時は、この二人の実力が圧倒的に抜きん出ていた。




 ■ゴーストペインターが関与した歴史的事件


【戊辰大戦】

 1868年冬、階級「戊辰」の悪霊「雪火龍」が9体出現し、和国の首都平霊京に降り注いだ事件。

 首都の引っ越しを行ったばかりで、迎撃の体制が不完全だったため、付け入る隙が多くあった。そのため、和王殺害を狙う大組織「不和連合」が同時に首都に侵攻した。それにより首都の防御結界が壊され、多くの悪霊が雪崩れ込んできた。


 和王直属の親衛隊が不和連合や悪霊の対処に苦戦する中、ゴーストペインター天草弍式が「雪火龍」全てを討伐する。

 悪霊の消失により、親衛隊は不和連合を拘束。

 事件は決着した。



【刀京連続人斬り事件】

 当時の首都の刀京にて、青いペイントとともに斬られた死体が毎晩目撃された。犯人はゴーストペインターの武器ペイン刀を扱っていると思われ、その後も捜査が行われた。

 結果、犯人はゴーストペインターであり、捕まった後斬首された。

〉p20、死体拐い

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