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(軽度に)針の狂った天秤が暗躍する星字学院のひととき

 in星字学院


 獣字学院からアイドルバトルを申し込まれるとはこれは願ったり叶ったり……

 去年のくれに煮えたぎるような苦渋飲まされたあの思い出。

 いまだに忘れたわけじゃないわよ……

 あの日から今日までどうやってかギャフンと言わせるチャンスが欲しかったのよ。

 それを堂々と相手の土俵で晴らせるなんてやっぱり私は運がついてるわ。

 ふふっ……私にとって都合がよすぎてもう笑いが止まらない。

 今すぐ大口開けて笑いたいくらいいよ。アハハハハハハ♪

「まぁ~~た悪い顔をしてるな。不良品の天秤」

「うるさいですね……」

 人が気持ちよく妄想に浸ってるときにこの駄馬は……

「こっちは仕事中なんですから暇人はレッスンでもしてて」

「そうはいかん。オマエがよからぬことしないか見張っておかないとな」

「ああ……!?」

 仕事用にかけていた眼鏡をはずし、冷たい目で睨む天馬くんを睨みつける。

「私に意見する気!?」

「どうせ去年の逆恨み晴らす気なんだろう?」

「……」

「図星かよ……」

「うるさいうるさいうるさぁぁぁぁい! あれは事故だ! 私の天馬くん達が負けるなんてありえない! それをわからせてやるだけよ!」

「オマエなぁ……」

 天馬くんの甘い息が私の鼻にかかる。

 あぁぁ……ほ、ほねがぬけるぅ……

「くだらないことをずっと引きずってるな……」

「べ、別に獣字学院に恨みなんてないよ」

「逆恨みしてるけどな」

「黙れ駄馬」

「ふん……」

「私はただ、実力が劣ってる相手に私の天馬くん達が負けたのが悔しいのよ」

「要するにオマエさんは不甲斐ない自分のアイドルがよそのアイドル部に負けたのが悔しいから殴り返したいわけだ」

「まるで私が子供みたいじゃない?」

「子供だろう……オレもオマエも」

「……」

 なんの迷いもない目で未熟であることを認めるこの瞳に私は一瞬、吸い込まれるように言葉が詰まる。

「ふふっ……♪」

「悪い顔をするなよ。可愛い顔が台無しだぞ」

 こ、この駄馬は……

「で、オレはなにをすればいい?」

「……なにをって?」

「言わずもがな……オレはお前を信じるだけだ。今もこれからもな」

「……天馬くん」

 なんだかんだで私の作戦に乗ってくれるから頼りになるのよね、この名馬は。

「作戦というほどじゃないですよ……」

 首を振り、仕事用デスクに座りなおす。

「なんだかんだで獣字学院のアイドル部って変なパワーがあるからくだらない策を作れば策士策に溺れるから無駄」

「とうことは……」

「そう」

 天馬くんの固く太い二の腕を掴み取っ手につかまるように椅子から立ち上がる。

「全力でぶっ潰しなさい!」

 あ、この二の腕の固さ、癖になりそう……

「二度と私たち星字学院に勝負を挑みたくなくなるまで徹底的に完膚なきまでに!」

「……」

「返事は?」

「いわれずとも♪」

 手をバチンッと叩きあい私たちは歯を輝かせるように笑いあう。

 最高のアイドルに最高のプロデューサー。

 負けるなんてありえない。

 少なくとも天馬くんが無様に負ける姿なんて二度と見ることはないわ。

 絶対にね……

 大体イメージが獣字がデレステ、星字がsideMって感じで書いてます。

 でも最近リリースされたsideMは私のスマホでは対応してなく泣く泣く家用に買ったタブレットで遊んでます。

 そういえばもうそろそろアイマスのアニメですね!

 個人的にJupiterがどう活躍するのが楽しみです!

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