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ラーカの街へ

次の目的地はラーカの街。


この街は今いるクサミラ王国とこれから行くヨマール王国、それに国に山脈が横断しているマオラッティ王国の三国へと続く道を有している大きな街なんだって。


街に着いたら、先ずはお買い物。

やっぱり私の格好は目立つから、こちらの服を買うって。

後は旅をするのに必要なもの。野宿する時の毛布とか、炊事用具とか……。

荷物は私の闇魔法があるから、重さを考えなくていいもんね。


買い物だぁ! 楽しみ、楽しみ。


それと、ラーカはクサミラ王国の重要拠点でもあるから軍の部隊が駐屯しており、バイロンさんもちょっとだけ顔を出さなきゃいけないんだって。

「お偉いさんは色々と大変なんだよ」って愚痴ってました。




朝、村を出てお日様は頭の上にきていた。

ゆっくりおしゃべりしながらの旅だったけど、お尻が痛くて座るのも辛くなってきた。


「そろそろお昼にするかぁ」


やった、お尻を休ませれる!

バイロンさんが馬から降りたので、私も降りようとしたけど…高くて怖い!!


私が降りられないのを見て笑いながら降ろしてくれた。バイロンさん…いや、『バイロンの意地悪ー!』と心の中で叫びながら、思いっきりあっかんべーをした。

なんか、肩が揺れてるよ。バイロンさんは後ろが見えるんですか?


お尻を撫でているとハピィが『光魔術を使うといいよ。』と教えてくれる。

フレアも『光の精霊は癒しの魔術。』と教えてくれる。


もちろん早速使ったよ。

使わないと座るの辛いんだもん。


フレアに火を起こしてもらい、温かいスープや焼いたお肉を頬張った。

料理や食材は村で大量に購入し、闇魔法でアイテムボックスへ入れてきたから、食事の心配はなくなった。


1つ心配事が無くなると、新しい心配事がムクムクっと出てくる。

『いつも心配事は無くならない…。』


そんな事をぼんやり考えていると馬が走って来て私の前で止まる。


「やぁ、やっと見つけた。」と彼が言った。


ちょっと前に似たような事があったなぁ…。


…ところで彼は誰なんでしょう?






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