翔紅高校へ
いきなり学校名をサブタイトルに出してすいませんm(__)m
そういえば学校のことについては、まったく触れてなかったことに今更ながら気づきました。
午前7時………
「……んあ…………」
…まだ…7時か……。
「ふぁ~……」グゥゥ
とりあえず腕を伸ばす。それにしても―――
「なんか…リアルな夢を見た気がするな………」
分離の腕輪…意志の指輪……か。
ははっ……ったく、くだらない噂信じて調べてるからこんな夢を見たんだ。パソコンも何の変わりもなくログアウトされている。きっとあの登録完了のところでは、もう既に夢の世界にいってたんだろう。指輪もポケットのなか、分離の腕輪は俺の回りにないみたいだし。
「……それより、いつもより30分も早い…この時間じゃ花梨のやつも寝てるか?」
花梨ってのは俺の妹。現在俺と同じ高校の1年生である。
「………さっさと着替えて俺が朝食作るか。久しぶりであんま自信ないけど……」
ついでに言っておくと今は妹と二人暮らしである。理由は親が死んだからとか、病気だからとか、まったく関係ない。自由すぎて家を離れているのだ……。今はきっとロンドンを旅行して楽しんでいるだろう。なんたって昨日の夕方――
『あー、護?私とパパは今からロンドン行ってくるから、後は花梨とヨロシクね☆』
なんて、空港から電話があったからな……。今年はまだ顔を合わせてないんだぞ?おかしいだろこんなの。イギリスとかギリシャとかタイとか………どんだけ旅行好きなんだよって、何回電話越しでつっこんだことか………。忘れてしまった方がいいのだろうか?まあ、そんな訳で今年は朝食から夕食まで、花梨に任せていたのだ。俺も料理が作れるほど器用じゃないからな。出来るとすれば、トーストに目玉焼きとか、朝食向けのものだけ。いま作らないと後はなんもできないからな……。あ、頑張ったら焼き飯作れるかもしれないな……。
「………着替えっか」
そして俺は、そのまま着替えてリビングへ向かった。
―数十分後・登校―
「まさかお兄ちゃんが朝作ってくれてたなんて、今日は起きるの早かったんだね?」
「ああ、ちと変な夢見ちまってな…」
「ふ~ん……そうなんだ」
なんとも清々しいというか…微妙な朝だな。早起きして余裕をもって登校なんて高校生活始まって初めてだからな。それについては本当いいんだが、どうも夢のことが頭から離れない……。
「………ハァ」
ここでややこしいヤツが来なけりゃいいが……。まず第一に来てほしくないやつ『折咲守谷』。第二に『今井恭香』っていう………。
「だぁぁぁあぁぁぁぁ!?だから謝ってるだろぉ!?」
「謝って終わりなのかぁ!!」
コンビである………。
「おお!朝から仲がいいね折咲先輩と今井先輩!!」
「ああ…すごく仲がよくて、空気の読めないやつらだ……!!」
そうだよな。お前らはいつも空気を読まないもんな!
今井だけならいいんだけどな~……あの折咲が絡むとややこしいことありゃしない。
「……ん?」
やべっ気づかれた……。
「しゃ~!!盾発見!!」
「誰が盾だ!」
こいつは簡単に説明すると、明るくて回りのことを考えもしない、めんどくさがりなのに料理は上手いっていう…バカだ。
「さあ、今井!殴れるもんなら殴ってみろ!!」ガシッ
「本当に俺を盾にするな!?」
「………」コキッパキッ
で、いま無言で俺ごとバカを殴ろうとしているこの方を簡単に説明すると、オタクまじりの―――
「覚悟はいいでしょうね……?」
「「できてません!!(ってか俺はまったく関係ないはずなんだが!?)」」
「問答無用よ……♪」
バケモノです☆
「おい花梨!助けてくれ!?」
「………」
「聞いてるのか!?」
「………無理♪」
おいおい……っ。妹よ……たまには兄を助けてくれてもいいんじゃないか?
「すぅぅ………」
「「あわわわわわ……!」」ガタガタガタ
「ブッ飛べ~!!!」
勢いよく放たれる拳……。
「やべっ!?」
俺は腕を折咲に捕まれてるので、そのまま背負うようにしてかわす。当然その拳はというと――。
「っ………ごへっ!?」
折咲に当たった。しかも顔面直撃だ。位置的に俺が立っていたとすると……鳩尾付近だ。今井のやつ本当に俺ごと殺るつもりだったな!?
「ふぅ…スッキリした☆」
うわっ…スッゴイ爽快感ありそう……。
「アンタもよくかわしたわね?さすが、と言うべきかしら?」
「ははっ…お褒めのお言葉どうも。お前もなかなかやるじゃねぇか…」
あれ食らってたら完璧ダウンしてただろうな。下手したら動けなかったぞ。
「ふ、不幸だ……ごふっ…」
洒落になんねぇ……。女が殴ったとは到底思えない。
「で、あの折咲は今度何やらかしたんだ?」
今井が何の理由もなく怒ることなんてないもんな。ってか、誰だって何の理由もなく怒ることなんてないだろ?
「また、言われたの……」
そう言いつつ胸に手をあてる今井。なるほど………
「小さいって言われたのか」
「ハッキリ言うな!」
でも、俺は普通だと思うんだが?いや、確かに俺達と同じクラスに運動神経、反射神経抜群であり、バスケというスポーツをバリバリやってる胸の大きなやつはいるが、あれと比べているのだろうか?だとすると比べる相手が違う。あれは異常だ。あんなに大きなモノは存在していいのか疑問に思うほどのモノだ。
「……お前なぁ、まさか瑛と比べてないか?」
「………」
瑛、さっき言ったバスケ女子だ。フルネームは『南 瑛』性格なども言っておくと、結構男っぽさがある。俺っ子であり、ガサツなところがあるからな。でも、たまに女の子だなという一面を見せる時がある。得に服とかはやっぱり女の子なだけに可愛かったりするしな。
「そうだとしたら間違ってるぞ?ってか、そこに転がってるバカは無視してろ」
「………だよね」
「そんぐらいが普通だ。気にする必要まったくなし」
気にしてたら全国の女性の大半が困っていることになるから……。
「ま、花梨は…頑張れ」
まだ成長期だ……まっ平らに今はちかくても、ちゃんと成長するだろう。
「なっ……///それってどういうこと!」
「まんまだまんま。頑張って牛乳でも飲んどけよ。身長と一緒に成長するんじゃないか?」
少しからかってみる俺……。
「………///」
おぉ、膨れてる膨れてる。
「おーい?起きろ折咲ー」パシパシパシ
「……んあ?」
さっき俺を盾にしようとした罰だ。
「お兄ちゃんのバカァ!!」
ほう、蹴りあげてくるか。ならこうだ!
俺は折咲を立たせる。脚の状態はがに股にちかい。そこに蹴りがはいるんだ……痛いだろうなぁ~。
「◎◇⊃●£%♂▲☆§%@!!?」
さて、何語だろうか?訳はそれぞれに任せよう。
「あわわわ!?ご、ごめんなさい先輩!?」
「ははっ、ナイスショット!」
「ちょ、ナイスショット!じゃなくて!」
「んじゃ、折咲置いて行くか」
「そうね。ちょうどいいわ……バカが消えて」
「お兄ちゃん!?今井先輩!?さっきからバカバカ言いすぎだよ!?って、それどころじゃないんですけど!泡!泡吹いてる!?」
「お似合いの姿だと思うがな……」ボソッ
イモウトの
ふりあげあしに
気をつけよ
狙う先には
泡ふく急所
By 岩崎 護 ~即席短歌~
「安らかな眠りを………」
「ああ、もう起き上がらなくていいぞ折咲。そのまま永遠に寝てろ」
「折咲先輩起きて!?泡ヤバイよ!?ちょっと~!!」
優しいな花梨は……。
「そんなやつほっときゃいいんだよ花梨」
「ええ!?」
「折咲のために時間潰すのはもったいないからな」
「花梨ちゃん、ほっときなさい。どうせすぐ復活して学校来るから、ね?」
俺と今井は花梨の両腕を掴む。ここに折咲と一緒に残すのは花梨が可哀想だから。
「「さ、行くか(行きましょうか)」」
「えぇぇぇ!?」ズルズルズル
こうして、俺達3人は約1名残して学校へ向かったのであった。
どうやったら上手く書けるんでしょうかね………。




