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外れ伯爵家の三女、領地で無双する  作者: 森のカフェしっぽっぽ


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第48話 新装備と聖女の力

 冒険者ギルドで報酬と買取金を受け取り、アイリスたちは拠点に戻った。今回の準備は、転職後の装備品を揃えることと、レオとアリエルのレベリングを効率よく行うことだった。


 三人は街の武器店へ向かう。アイリスはこれまでの弓に代えて、銃を手に入れる必要がある。射程と火力の両立、そして魔法との連携を考慮すると、銃が最適だった。


「アイリス、今回は銃ね」


 リーナが微笑みながら言う。


「うん、これで迷宮内でも敵を遠距離から確実に狙える。魔法スキルとの併用も安定する」


 アイリスは所持金を店員に提示し、銃と防具を相談する。店員は候補を並べ、重量、装填のしやすさ、魔力補正をひとつずつ説明する。アイリスは手に取って確認すると、自然と微笑みがこぼれた。


 防具も銃に合わせて軽量で魔力補正が高いものを選ぶ。射撃時の動きやすさを重視し、試着を繰り返すことで、体にぴったりと馴染むことを確認した。


「これなら戦闘中も自由に動けるわ」


 ガルドは重戦斧と耐久重視の鎧、リーナは魔法剣用のローブと剣を選ぶ。アイリスはアドバイスをしながら調整を手伝い、三人の新装備は転職後の戦闘スタイルに完璧に適合した。


 次に、レオとアリエルの装備を整える。レオは元々付与術師であり、武器は杖と短剣の併用が基本だ。杖でデバフや付与魔法を駆使し、短剣で接近戦にも対応する。


「アイリス、この杖と短剣の組み合わせで大丈夫?」


 レオは確認の目を向ける。


「大丈夫。杖は魔力補正を重視、短剣は接近戦用に最適化してある」


 アイリスは装備を微調整し、防具も軽量で魔法防御に優れたものを選ぶ。これで移動や付与魔法の操作が妨げられない。


 アリエルは聖女の力を活かし、回復魔法が使いやすい杖と魔法防御ローブを新調。属性補正付きで、攻撃にも補助にも対応できる装備だ。アイリスは消耗品を整理するが、回復は全てアリエルの魔法に任せることにした。


「これで全員の装備は整ったわね」


 アイリスは仲間たちの装備を確認し、次はレベリングだと告げる。


「レオ、アリエル、今日は小規模迷宮で経験値を稼ぐわ。敵は低レベルだけど、効率よくスキルを習得できる」


「了解。全力で稼ぐぞ」


 レオは杖と短剣を構え、アリエルは杖を握り、回復魔法の準備も整える。


 迷宮に到着すると、低レベルのモンスターが潜んでいた。アイリスは銃を構え、正確に標的を狙う。


「私が狙撃する」


 ガルドは戦斧で前線を固め、リーナは魔法で攻撃と補助を同時に行う。レオは付与術師として敵にデバフをかけ、接近戦は短剣で対応する。アリエルは魔法攻撃と補助魔法、さらに回復魔法で仲間の体力を支える。


 アイリスの銃は正確に敵を射抜き、戦闘は短時間で進行する。レオは付与術師として戦況を操作し、アリエルは随時回復をかけながら範囲魔法で効率よく敵を倒す。


「順調ね。この調子なら、二人ともかなり経験値を稼げるわ」


 迷宮の奥へ進むにつれて敵の数が増えるが、新装備と戦術の連携により戦闘は安定する。レオとアリエルは戦いながらスキルを磨き、経験値も効率よく上昇する。アリエルの回復魔法は戦闘中の体力を確実に補い、アイリスは銃で安全距離から精密射撃を行える。


 戦闘が一段落すると、アイリスは仲間たちの成長を確認する。


「レオ、アリエル、今日だけで随分成長したわね」


「ありがとう、アイリス。君のおかげで戦いやすかった」


 レオは微笑み、アリエルも嬉しそうに頷く。アイリスは仲間たちの成長を静かに誇らしく思った。


 迷宮を踏破して帰路につくと、拠点で戦利品と消耗品を整理。アイリスはアイテムボックスを確認し、補給も万全だ。


「次の迷宮は深層。装備も整ったし、レオとアリエルも成長した。準備は万端ね」


 仲間たちは互いに頷き、次の冒険に意欲を燃やす。銃を手にしたアイリス、新装備で強化された仲間たち、付与術師レオと聖女アリエル――すべてが次の迷宮攻略への鍵となる。


 物語の幕はまだ下りない。新装備と仲間の成長、そして未知の迷宮――これからの冒険はさらに高みへと進むのだ。



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