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プロローグ

処女作です。

「皆さん、おはようございます。全員いるかな?点呼取りますね」


俺は芝田心平。普通の男子高校生だ。よく周りのやつから偉そうなやつと言われるがそれぐらいで、本当に『普通』だ。

ただ、他とちょっと違うのは帰宅部であることとユーモアがあるぐらいなことだ。例えば、


「芝田くんはいますか?」

「しばった(しまった)、忘れてた」

「「「……」」」


これくらい朝飯前だ。もちろん、朝ごはんは食べたが、

「はぁ、一時間目は国語、二時間目は数学だよ。三時間目は家庭科だけどさ。」

クラスメイトが嘆いている。そう、二時間目は数学である。我らは過酷な受験を乗り越え群馬高校に入ってしまったので、くそみたいな場合分けする二次関数を解かされるのである。

「「「はぁ」」」





さすが、数学。ラマヌジャンを信仰している俺でもアレは無理だった。

三時間目が終わり、今は昼休みだ。腹をすかせた餓鬼(ガキ)ども(激ウマギャグ)がパンを買いに行った。

「ふっふっふ」

なぜ、あいつらがガキなのかわかるか?実はパンは朝に買うことができるからだ。早起きができない、知識のないものは淘汰される運命にある。悲しいことだ。


「ふっふっふ」

「何笑ってんのキモチワルイ」

「ぐふっ」


……女子にいきなり気持ち悪いって言われるのはなかなかくるものがある。

芝田はボッチで根暗で陰キャ(ダブルミーニング)なのでこんな事言われたら一発KO、泣かないだけマシである。





飯を食べたら外で遊ぶのが高校生。いや、そうでなくとも部活や委員会で忙しくするものである。ただ、芝田は英語の単語を勉強していた。


(ふん。こうみえて俺は先見の明がある。四時間目が英語であることを見抜いた俺の勝ちだ。さっきボロクソいった女子は教室の後ろで戯れている。時が来て、焦るのが楽しみだ!)


実際には、後ろにいる女子は昨日のうちに勉強して友達と英単語の問題を出し合っているので、彼女らのほうが賢いかもしれない。まぁ、ボッチには到底できない戦略だろう。



「よーし、お前ら全員いるな。英単語テストするぞ♡」

「いやだー」「助けてくれ!」「I wish I get MANTEN」「おい、お前。wishだと実現できねーよ。そういう意味にしたいならhope使え」「そもそも後ろは仮定法にしろよ!」「お前馬鹿だな」


どこかのバカが変なこと言ってる!いや待て。やつはまさか場を盛り上げてその間に英単語を覚えるつもりか。読めた!そうとなれば


「先生。早く始めましょう」

「おっそうだな」


ふっ。これで英語の平均点が下がり、相対的に俺の順位は良くなるはずだ。


「よし。はじめ!」

シリアスとギャグを織り交ぜて書きたいですね。ただ、はじめはギャグ多めというかほんわかとさせたいです。シリアスはまた後で

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