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わたし異世界でもふもふ達と楽しく過ごします! もふもふアパートカフェには癒し系もふもふと変わり者達が生活していました  作者: なかじまあゆこ


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楽しみなお昼

「にゃはは、ミケにゃんはお腹が空いたにゃん」


文具店を出るとミケにゃんが待っていましたといわんばかりに満面の笑みを浮かべている。


「この子本当に食いしん坊だね」


椿ちゃんはミケにゃんに視線を向け可笑しそうにクスクスと笑った。


「そうなんだよね。ミケにゃんちゃんと言えば食いしん坊なんだよね」


わたしもハンバーガーのノートを胸に抱え笑っているミケにゃんを見て言った。


「二人とも笑っていないで早くご飯を食べに行こうにゃん」


「はいはい、分かったよ。行こうね」


「ふふっ、じゃあ、行こうか」


「やった~嬉しいにゃん」


ミケにゃんは、ぴょんぴょん飛び跳ねた。



そして、ミケにゃんが買ったばかりのハンバーガー柄のノートを袋から取り出し食べたそうにしているのでお昼はハンバーガーを食べることにした。


ハンバーガー屋さんに行くことが決まるとミケにゃんはそれはもう大喜びした。



今、わたし達はハンバーガー屋さんの店内に居る。店内は木の温もりが感じられ壁にはペタペタとハンバーガー柄のポストカードが貼られている。


「ミケにゃんは何を食べようかな?」


そう言いながらミケにゃんは、メニュー表を食い入るように眺めた。



「ねえ、ミケにゃんちゃんってばまだ決まらないの?」


「なんか真剣にメニュー表を見ているね」


と、わたしと椿ちゃんはメニュー表を眺めるミケにゃんをじっと見た。


ミケにゃんは眉間に皺を寄せ真剣にハンバーガーを選んでいます。



「お客様~ご注文をどうぞにゃん」


猫の可愛らしい店員さんが言った。


「う~ん、うにゃん。う~ん、ミケにゃん迷ってしまうにゃん」


ミケにゃんのその表情は真剣そのものだ。


「ミケにゃんちゃん、早く選ばないと他のお客さんに迷惑になるよ」


「う~ん、ミケにゃんはアボカドチーズバーガーも食べたいしコロッケバーガーもそれから、ベーコンと目玉焼きのハンバーガーも食べたいにゃん」


なんて言いながらミケにゃんはまだ悩んでいる。


「ミケにゃんちゃんってば困った子だよね」


「早く選びなさ~い」


わたしと椿ちゃんは顔を見合わせながら言った。



そして、ミケにゃんが選んだハンバーガーは……。



ミケにゃんは、目の前に置かれた美味しそうなハンバーガーを眺めご満悦顔になっている。


「ミケにゃんのハンバーガーは猫顔だにゃん」


そうなのだ。ミケにゃんが選んだハンバーガーはバンズに刻み海苔で猫の顔が描かれていた。


「ミケにゃんのハンバーガー可愛らしいね」


「うん、可愛らしいにゃん。中身のベーコンと目玉焼きも美味しそうだにゃん」


ミケにゃんはそう言ったかと思うと猫型ベーコン目玉焼きハンバーガーにかぶりついた。


「あ、もう食べてしまったよ」


「満里奈ちゃん、わたし達も食べようか」


わたしの目の前にはコロッケバーガーセットが置かれていて椿ちゃんの目の前にはアボカドチーズバーガーセットが置かれている。


「いただきま~す」とわたし達は言ってハンバーガーにかぶりついた。


コロッケバーガーは熱々で美味しかった。


コロッケはバンズに挟んで食べるのもそのまま食べるのもどっちも美味しい。


今食べているバンズに挟んだコロッケバーガーもほくほくのコロッケとバンズがよく合いそれはもうたまらなく美味しいのだ。


美味しい食べ物を食べると自然と笑顔になれる。


「う~ん、熱々のコロッケバーガーが美味しいよ~」


「満里奈ちゃんのコロッケバーガー美味しそうだね。わたしのアボカドチーズバーガーもアボカドとチーズがたっぷり入っていて美味しいよ~」


椿ちゃんも口を大きく開けアボカドチーズバーガーにかぶりついている。


「椿ちゃんのアボカドチーズバーガーも美味しそうだね」


「うん、カリカリのベーコンと半熟玉子がよく合って美味しいよ」


椿ちゃんもニコニコ笑顔だ。


「ミケにゃんも美味しくて幸せだにゃん」


ミケにゃんはそう言いながらポテトをぱくぱく食べている。ん? そのミケにゃんが食べているポテトは?


わたしは、自分のお皿に視線を落とした。するとまだ食べていなかったはずのポテトが半分になっている。


ミケにゃんの肉球のある可愛らしい手にはポテトが握られている。



「……ミケにゃんちゃん」


「うにゃん? 満里奈ちゃんどうしたにゃん?」


「そのポテト……」


「あ、このポテトほくほくで美味しいにゃん。ミケにゃんは幸せだにゃん」


ミケにゃんはほくほくな笑顔を浮かべている。


「ミケにゃんちゃん幸せそうで良かったね」


「は~い! ミケにゃんは美味しくて幸せだにゃん」


ミケにゃんはそう答えポテトを笑顔を浮かべぱくぱくと食べた。


「そのポテトとわたしのポテトじゃない?」


わたしはミケにゃんの顔をじっと見て尋ねる。

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