フェリックスの帰還
母であるエレナリーゼが助かり、クラーテルは再び日常の中に戻っていた。母が助かり、季節も移ろい、夏の季節となりすっかり暑くなっていた。
今日は外で魔道具や魔法の練習授業だった。
「炎のサングマよ、岩砕き、骸をも焼き、我が敵を滅ぼす力をっ」
ヴァレンティンが詠唱とともに魔力を流し込むと、槍頭の根に埋め込まれた朱色の宝玉に炎が灯り、猛々しく燃え盛る。
槍自体も先ほどまではくすんだ赤黒い色だったのが、魔力を込められ綺麗な真紅に染められる。その朱に彩られた槍の中で、血を受ける槍纓だけがサングマの両親である夫婦神の加護を表すように金と銀に彩られ熱風でたなびいている。
「大樹のダラフティンよ、生命を育む力を僅かに我に、そして我が敵を刺し貫く力をっ」
フランツもダラフティンの力が載せられた弓矢に魔力を込める。
ヴァレンティンがもつサングマの槍が猛々しいのに比べるとフランツのダラフティンの弓は少し禍々しい印象を受ける。ダラフティンの眷属に薬や毒を扱うピュグリがいることが関係しているのだろう。元々フランツ自体が高い魔力を持たない。そのため、正面からぶつかるより敵の力を削ぐための魔法具をエルシオールが用意したと考えるほうが自然だった。
クラーテルは槍も弓矢も魔力で創ることが出来た。だが、それは一般兵が持つような普通の槍や弓であった。ヴァレンティンの槍のように火を噴くことも、フランツの矢のように敵の体をむしばむ効果もない、本当にただの槍であり、弓矢を創ることしか出来ない。
「槍」
今日も魔法の訓練の一環としてヴァレンティンとクラーテルは槍を合わせる。膂力で負けているのは年齢差からしてどうしようもない。
これで武器がクラーテルの方が良ければまだ勝負になる。だが、ヴァレンティンの槍は戦の神であるサングマの加護を受けるように創られている槍で、しかもきちんとした魔道技師による一品だ。それに比べると、クラーテルの槍は無から創造できるという利点はあるが、ヴァレンティンの持つような、由緒正しき魔道具とぶつかればあっけなく破壊されてしまう運命にある。
クラーテルとヴァレンティンは互いの槍をぶつけあい、単純な力比べを始める。クラーテルはガンガン魔力をつぎ込む。槍の柄から槍頭へ魔力をこれでもかと流し込み強化しながらヴァレンティンの槍、宝玉に向けて魔力を込めて叩きつける。
雄叫びを上げながら、魔力の制御を失わないように打ち下ろし、なぎ払い、突き、ヴァレンティンの槍に届けと振るう。
「はぁっ」
だが、届かない。ヴァレンティンが気合を入れて振るった槍は炎の軌跡とともにクラーテルの槍に襲いかかる。受ける場所に魔力を大量に流し込み受けるが、その一撃で罅入るような感覚が手に伝わる。
このままでは槍が破壊されると後ろに下がりながら、クラーテルは打たれた槍の補修をするために魔力を流し込もうとする。
だが、ヴァレンティンは逃がしてはくれない。そのまま力まかせに横に薙ぎ払われる。
体躯と膂力のどうしようもない差。そして、加護があるものとないものの差。クラーテルの槍は無残にも、力まかせに薙ぎ払われた衝撃で叩き折られ無へと帰す。
「くっそぅ、また負けたっ」
地団駄踏んでクラーテルは悔しがる。そして、同時にヴァレンティンの槍を見る。クルスヌイルナ家に仕える上級騎士のパンキン家が持つ魔道具だけあってかなり良いものだった。
力強い朱と金と銀の豪華な使いようは元いた世界の中華を思い起こされる一品だ。クラーテルとてクルスヌイルナ伯の息子。望めばヴァレンティンと同程度の魔道具を借り受けることは可能だろう。
だが、魔道具だけでは意味が無いのだ。魔道具は神々の力を借り受けやすくするために創られているものだ。よって、加護のないクラーテルがいくら魔力を流し込んでもヴァレンティンのように槍が炎を噴くことはない。
一度借り受けて必死で扱おうとしたが、宝玉にマッチででもつけたかのような火が灯るだけで、エルシオールに「だから無理だといっただろう」と笑われたのだ。認めたくないが、魔道具に頼るより自分で生み出した武器のほうがマシである。
「こういった分野でくらい私達に花を持たせてくれてもいいではないですか」
地団駄踏んで悔しがるクラーテルに苦笑しながらヴァレンティンは言うが、クラーテルはダメだと子どものように否定する。
クラーテルとしては魔法は異世界ならではのものだ。できうる限り使えるようになりたい。前に居た世界では使えなかったのだから使いたいという、子どもじみた思いから出ているのだ。態度が子どもじみたものになるのも当たり前だった。
「大丈夫ですよ、クラーテル様。すぐには僕程度であれば追い抜けるでしょう」
慰めるようにフランツが言うが、その実悔しいのだろうというのは声のトーンでわかる。フランツは孤児であり、エルシオールの孫という形こそとっているが、貴族の血をひいては居ない。だから、魔力が普通の貴族に比べて低いのだ。
魔力が高いもの同士の子は高く生まれやすいというものがあるらしく、故に魔力という生まれながらの財産も貴族は優れたものを入れていき、魔道具や魔法を使用していくのだ。
「そうですね、クラーテル様は魔力量はかなり多いですからねぇ」
クラーテルの魔力量は公爵家の血を引いていることもあり、クルスヌイルナ家の中でもかなり多いらしいが、そんなのは知ったことではなかった。
「ふん、僕から見れば君も充分だよヴァレンティン」
ヴァレンティンの家であるパンキン家もクルスヌイルナ家に使える上級騎士の家で、中でもヴァレンティンは魔力が多い方であった。
「ははは、まぁ、魔力があるにはこしたことはないけど大丈夫。クラーテルはそのうち加護をもらえるだろうし、フランツも騎士になるわけじゃないんだから」
だから、そう捻くれるなと、ヴァレンティンを虐めるなとエルシオールが笑う。
「そうはいいましても、僕もいつかは魔導甲冑に乗り込んで戦闘をすることもあるでしょうし……」
「魔導甲冑はランクにもよるけど、加護より魔力が大事になってくるものだからねぇ。まぁ、加護が近いに越したことはないけれど」
魔導甲冑はこの世界で最強の兵装だった。騎馬と変わらないか、時にはそれをも上回る速度で走り、陣地を破壊し、通常の弓矢や槍などでは傷すらつかないと言われる防御力を誇る。
重量があるゆえに輸送や、整備性の問題はあるが、戦場を一変させる力を持つ兵器だった。
「僕も一度乗ったことがあるけど、あれはねぇ……」
エルシオールいわく、ボロボロのものを訓練の一環として着せられただけだったが、兵装としては素晴らしいが、それ以外は酷いものだったという。
「視界は狭いし、装着に時間はかかるし、大きいから運搬も大変だろうし、動きが悪くならないように整備が必要だし……」
中々に使い勝手は良くなく、戦場で駆けまわるだけならいいが、それ以外に多く弱点を抱えているとエルシオールは言う。
「意外と不便なのですね」
「まぁ、便利で無敵なら、歩兵や騎兵なんていなくなってるよ」
そう言ってエルシオールは笑う。クラーテルも確かにと頷く。便利で無敵であるのなら、歩兵も騎兵も必要なく、全ての戦争を魔導甲冑で行えば良い。そうならないのは、そうならないだけの理由があるのだろう。
「まぁ、僕も本当に少し使わせてもらっただけ。あれを50とかっていう単位で運用できる騎士団は恐ろしいね」
莫大な資金があることで運用を可能にしていて、100を超える運搬用の馬車が共に動くということだった。だが、馬に負担が大きすぎてあまり遠出することは少ないということで、国最大の守りであるとエルシオールは教えてくれる。
「まぁ、今は手元にない魔導甲冑なんかより、魔法を使う訓練だ」
遠くにあるものよりも、足元を見るようにと笑う。
「そうですね、ヴァレンティン、フランツ、今に見ていろよ」
「流石にこればかりは早々に追いつかれる訳にはいかないです」
「ぼ、僕もですか」
それぞれの反応を示す2人に笑う。笑いながらクラーテルは考える。自分の魔法でヴァレンティンたちを倒すにはどうすればいいのか。なにをすればいいのか。
ソスランは夏を迎えようやく北部から戻ってきた。伯爵である兄カミニが父フェリックスからの呼び出しで先に帰りどうなることかと心配したが、今回の遠征は酷いものにはならず、いくつかの小競り合いをカムランをするだけで終わった。
その旨の報告をカミニにして数日、カミニから父が戻ったので話がしたいと呼び出される。戻った折に夜はなるべく空けておくようにカミニに言われており、フェリックスの不在も時期が来たら話すとだけ言われていた。
カミニが呼びだされて領地に戻り、その内容もまだ教えられていない中でフェリックスの不在。そして不在の理由すら教えられない。どう考えても厄介事であることはわかっていたが、拒否する権利など持ち合わせいなかった。
カミニの執務室へ1人赴くと既にフェリックスも来ていたようだ。戻ったばかりとはいえ身なりは整えられているが、歳を重ねての旅は疲れているという。
「お久しぶりです、父上」
「よく戻ったな、ソスラン。北のカムラン共はどうだ?」
まず、フェリックスが労をねぎらってくれる。先にそっちのことを話せということだろう。
「ルプス家の台頭が著しいですね。今はまだ以前より居る五名家の方が大きいですが、勢いが違います。そのうち五名家すら食い始めるやも知れません」
カムラン五名家に入っておらず、ほぼノーマークだったルプス家。それが幾つもの小さな家を併呑し、大きくなっていた。
「カミニからも聞いたが、やはりルプス家か」
フェリックスが渋い顔をし、酒を煽る。今日はいつもの茶ではなく、酒が好きなソスランのためにフェリックスも酒を飲んでくれていた。
「現頭領エルプティオ=ルプスが異常なまでに強いとのことです」
エルプティオが指揮する軍は強いことで評判だった。今回の遠征でぶつかり合わなかったが、それは西の蛮族であるセントールと戦争中だからということだった。
「そこまでか」
「はい。魔獣を率いたセントールが為す術なく敗れ、一族約300の骸がさらされ、男は老いも若いも関係なく殺され、女は労働用奴隷として売り払われたそうです」
彼らは蛮族であるセントールを家畜のように扱う。そのためにわざわざうるさくしゃべることがないように喉を潰すことすらするそうだった。ソスラン自身、売られるセントールの女奴隷を見たことがある。
喉は焼かれ、腕は後手に縛られ、胸を隠すことすら許されずに前だけを見て歩けるようにと視界を狭くする器具を取り付けられた者達。
馬より長く使える上に家事全般も仕込めばできる。時折見目麗しいのを性処理用に買うものも居るというが、馬体とまぐわうなどソスランには考えられないことだった。
「セントールの一部族を壊滅させるとは……」
セントールは元々騎馬民族以上に高い戦闘力を持つ。特に長槍を使っての突撃は陣形を容易く破壊するだけの力を持つ衝突力を持ち、騎馬のように怯えることがなく、さらには一部の魔獣を使役して共に襲い掛かってくるのだ。
その一部族といえど壊滅させるエルプティオにカミニが溜息をつくのもわからなくはなかった。今はその脅威がこちらを向いていないが、いつ牙を向くかわからないのだ。
「エルプティオは今では灰色狼と呼ばれ、近隣の部族に恐れられています。あれがこれ以上大きくなる前に何とかしたいのですが、既に我々の手には負えません」
戦闘であるのなら一度、二度で良いのなら勝てるかもしれない。だが、質の良い騎馬ばかりのカムラン騎兵を追撃戦では壊滅させられない。土地を抑えてどうにかなる相手でもない。厄介な相手だった。
「わかった。まずは、本当にご苦労だった」
そう言い、労いの意味を込めてカミニが酒を注いでくれる。
「こちらでは、何があったのですか?兄上が戻られ、父上がどこへ行ったかも明かせないとは」
こちらの話も終わったのだし、そろそろ聞かせてほしいものだった。何が起こっているのか、何が起きるのか。
「カミニ」
「はい、父上。ソスラン、よく聞いてほしい。我々クルスヌイルナ家は、王弟パーヴェル派ではなく、王太子ペトルーシャ派に与する」
眉がしかめられるのがわかる。今まで北部派閥がパーヴェル派だったこともあり、パーヴェル派とまではいかないがそちらにかなりよっていた。それがここに来てと思ったが、納得のいく説明はすぐになされた。
病に倒れた王弟派の未来は暗く、その情報をいち早く入手できたのは僥倖だ。
「流石に、クルスヌイルナ一領のみで抗うのは厳しい。故に、アグリッピーナの実家であるニースキイ伯爵家をカミニが取り込み、私がシーホルン子爵領へ赴いていた」
シーホルン子爵領は叔母が嫁に行った領地。位置的にも中立を保つのが厳しくクルスヌイルナと同じで王弟派に寄りだったが、フェリックスが説得に向かっていたとの事だった。
そして、フェリックスは今日シーホルン子爵領より人質として、長女スニェークを修行という名目で連れ戻ったという。
「他領の人間に洩らすわけにはいかぬからな、僅かな供回りだけの旅で、少々堪えた。寄る年波には勝てぬな」
自分の年齢を数えてフェリックスは笑う。
「事情はわかりました。クルスヌイルナ、ニースキイ、シーホルンの三家で王太子派ペトルーシャに与するというわけですね」
シーホルン子爵もストリカザー公爵に睨まれたくはないが、負け方につくわけにもいかない。今回わざわざ前当主であるフェリックスがわざわざこれ以上ない有益な情報を持って直接会いに行き、話は決まったという。
「既に王太子派とは話がついている。我々はシーホルンとクルスヌイルナ共同で兵を出して、ストリカザー公爵領との領境に兵を駐屯させる」
実際にストリカザーと戦争する気はないが、隙を見せたなら容赦なく蹂躙しに行くという脅しだとフェリックスが獰猛に笑う。
「私はその遠征部隊を率いればいいんですね?」
「そうだ。すまないな、戻ったばかりだというのに」
すまなそうにカミニが謝ってくる。そう思うくらいならと思うが仕方がない。
父、フェリックスの代で母と結婚することでクルスヌイルナ伯領を乗っ取った。だが、もともと男爵家であったからどうしても信用できる家臣団がまだ少ないのだ。
そんな成り上がりのクルスヌイルナ家が後継の長男であるとはいえ、ストリカザー公爵家の長女と結婚させることができたのだから、フェリックスの力はすさまじかった。しかも、今度はその公爵家に兵まで向けるという。
「義姉上はこの話は?」
「できるわけがないだろう。最近まで病に臥せっていてくれたのが都合が良かった。体調が良かったら、おかしな動きをしないように見張らないといけなかったから」
カミニがそう言ってあまり強くないのに酒を煽る。その少し強引な飲み方にソスランは多少違和感を覚えた。カミニはあまりそういった飲み方はしないからだ。
「病気を患っておいででしたか。なんのご病気で?」
「ミュースだ。もう、完治している」
フェリックスが少し、バツが悪そうに言う。ミュースは伝染病などではないが、かかれば熱により体力が奪われていき死に至る病として有名だった。
完治させるためには高い、ピュグリの妙薬が必要であるはずだ。財政難の折に敵対する予定のストリカザー公爵家の娘を助けるために大金を積んだというのであればバツが悪いのもわからなくはなかった。
情のあるカミニのことだから、それでフェリックスと一騒動あったのだろうと内心同情する。
「完治していらっしゃるのなら、何よりですね。しかし、よく出せましたね兄上」
そう言ってカミニを見やると、カミニは疲れたように首を振る。少し驚きながら、フェリックスを見やると、苦虫を噛み潰したように口を開いた。
「儂も、カミニも、金を工面できんと見捨てた」
その発言に驚くと同時に、次の可能性を考える。
「ストリカザー公爵から援助が?」
違う、と首を振られる。まさかアグリッピーナが金を出すとは思えなかったが、何らかの裏取引が会ったのかもしれない。そう、ソスランが考えた時フェリックスが口にしたのは想像の余地もない名前だった。
「クラーテルが、出した」
「は?」
阿呆のような顔をしていることだろう。甥子であるクラーテルはまだ6歳にもならぬ、ソスランの娘であるリタより年下だ。それがピュグリの妙薬を買うための金となると、冗談が過ぎる。
「信じられんだろうがな、クラーテルが水の女神と炎の神の中和剤を作り、それで手に入れた」
冗談を言っているわけではないのは顔を見ればわかる。だが、冗談としか思えなかった。正直、ソスランはなんと言っていいかわからなくなった。
「ソスラン、私は怖いよ。あの子が」
カミニがもう一度酒を煽り、口を開く。
「僕を、父上を、これっぽっちも責めたりしない。自分の母を見捨てられたのに、それも仕方ない、理解できる。そうとでも言うかのように今回の手柄も全て僕がエレナリーゼのためにお金を用意したことになってる」
カミニは語気も荒く「そんな子どもは、ありえない」と頭を振る。まるで、見えない何かを振り払うかのようだ。
「工面できるはずのない大金を生み出し、正室と側室の派閥争いを収めようと努力をし、自分自身は何を誇るわけでもなく、全てを有耶無耶にして僕の手柄にする」
「カミニ」
フェリックスが強い調子で嗜める。
「クラーテルは聡明で、だからこそお前とエレナリーゼの間に罅を入れぬようにと……」
フェリックスは言葉を重ねる。しかし酔っているのだろう、カミニは止まらない。
「後継は、ウラガンだ。怖い、僕はクラーテルが怖いんだ。どうしようもないほどに」
「兄上、それは……」
「あの子はまともじゃない、あまりにもおかしい……」
流石にクラーテルが不憫になる。クラーテルは何一つ悪くない。普通なら感謝されてしかるべきだ。だが、それこそが怖いとカミニは言う。
「やめよっ、カミニ。クラーテルは内心どうあれ母を、エレナリーゼを見捨てた我々を許している。なのにお前がそれでは、皆が不幸になる」
クラーテルが胸にしまいこんでいるから問題になっていない。許されているのだから、不用意なことを言うなとフェリックスは強く言う。
「そこまでなんですか?クラーテルは」
少し話をすれば聡明な子だというのはわかった。だが、そこまでとは思っていなかった。
「悪魔と呼ばれるほどに頭が良いが、師である旧友曰くかなりのお人好しだそうだ」
うだうだと言葉を重ねるカミニにフェリックスは更に強くやめるように言い募る。ソスランはそこまで頭が良く、そうであるがゆえに父であるカミニに嫌われることに同情するのだった。
今まで毎日更新を続けてきたのですが、乱文が目立つようになり、少し酷いということを自覚したので、これからは週に3,4本の投稿を目指して書いていきます。
消えた爺様はシーホルン子爵領より人質を連れて来ました。次回はそのお目見え。ようやく母親や侍女以外の女キャラが書けます……。




