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ランクアップとキャップ

島国の冒険を始める前にランクアップ試験に挑む事にした花春達。

花山とフリージアはそれを見守ってくれるのは嬉しい限り。

ランクアップはBランクから上は一気に難易度が上がるらしい。

まずはBランクを目指し、そこからはひたすら数をこなすしかないとか。


「さて、それじゃランクアップ試験に挑むとしますか」


「はい、各自申請に行きますか」


「お前達なら問題はなかろう、健闘を祈っているぞ」


そのまま冒険者クランの受付にランクアップ試験に挑む事を告げる。


花春とサミヨとイーリアとペリスは各自次のランクへの試験を受けるために奥の部屋へ通される。


「さて、まずは筆記かな」


「はい、筆記が終わったら次は実技試験になりますね」


「ではまずは筆記試験をサクッと終わらせよう」


そんなわけで四人は筆記試験を難なく突破する。

合格ラインの点数は無事に越えたので、とりあえずは一安心だ。


続いて実技試験の内容が提示される。

花春とサミヨは魔物討伐、イーリアとペリスは指定されたものの採取になる。


「それじゃあたしとサミヨは魔物討伐だね、終わったらまた合流しようか」


「はい、ではまた後ほど」


そのまま街を出て、周辺の魔物の中から指定された魔物の討伐を開始する。

イーリア達は指定されたものを採取していく。


それからしばらくして双方ともに実技試験の条件をクリアしてくる。

それにより無事にランクアップを終えた報告をする事に。


「おめでとうございます、四人ともに無事にランクアップですよ」


「やったね、これでまたランクの高いクエストとか受けられるよ」


「そうだ、四人は今のレベルはいくつになりますか?」


「レベル?たぶンこンな感じだけど」


「ではせっかくなので、レベルキャップというのはご存知ですか?」


「レベルキャップ?ランクに応じて上限があるって事かな」


クランの受付の人曰く冒険者ランクに合わせてレベルキャップがあるという。

GからFまでは40、EからCまでは60、そこから一つ上がる毎に10ずつ上がる。


そして最高ランクのAAAランクになる事でキャップが解放されるという。

つまりAAAランクになれば、レベルの上限がなくなるという事らしい。


ちなみにレベルは99が最高らしい、なおAAランクはレベルのキャップは90らしい。

なお花山はAAランクなので、レベルは90まで行ける。


フリージアはBランクなので、キャップは70だ。

それは冒険者に実力を過信させないという意味もあるのかもしれない。


「大体は分かりましたね」


「うン、大体は分かった、クラスチェンジは30だから最低ランクでもいいのか」


「はい、そういう事になりますね」


「分かりました、ではまた上のランクを目指して精進させていただきますね」


「はい、ランクアップが出来るようになったら早めにお願いしますね」


そんな冒険者ランクとレベルキャップの話。

そういう仕組みがあるのは冒険者に無茶をさせないという理由もあるのかもしれない。


「さて、ランクアップは無事に終わったようだな」


「うン、それで次はどうしようか」


「クエストを受けるか、他の街などに行って果物でも堪能するか」


「そういえば国策クエストが来ていましたわよ」


「国策クエスト?何かあったのかな」


「それを受けるかどうかは花春さんに任せます」


国策クエストも来ていたという話。

そのクエストを一応確認してから次を決める。


クエストの内容は超大型モンスターの討伐のようだ。

クエストランクはBだったようで、今の実力では勝てるかは怪しい。


花山とフリージアがいても、Bランククエストは流石に難易度は高い。

なので今はそのクエストは見送る事にした。


「それじゃ他の街に行ってみようか」


「美味しい果物、楽しみです」


「この国は美味しい果物が多いからな、ただ食べすぎには気をつけるのだぞ」


そんな島国を歩いていると、気持ちいい風が吹いてくる。

とはいえ島国なので、街は塩害にも苦しめられているのがこの国の現状なのだとか。


ちなみにこの国にはジャングルもあり、それもあって突然スコールが来る事もあるとか。


「それにしても晴れてると本当に景色がいいね」


「島国というだけあって海の景色が素晴らしいですね」


「遠くにうっすら見えてるのが本土というか、大陸なんですね」


「この国は島国ではあるが、同時に群島国家でもあるからな」


「つまり小さな島の多くもこの国の領土という事ですわね」


島国とは言うが、実際は群島国家なのだと花山は言う。

なので無数の小さな島などもこの国の領土らしい。


そんな小さな島にも小さな村などがあり、そこでも果物を育てているという。


「ここが首都から一番近い街か」


「街でも農業が出来るんですね、なんか意外な感じがします」


「でも大都市でも農業は出来るよ?流石に広大な農地とはいかないけどね」


「実際他の国でも、首都に農園を構えてる農家とかがいるからな」


「ええ、なので田舎のような広大な農地ではなくとも農業は出来ますのよ」


首都のような大都市でも農業は出来るというのは花山やフリージアも言う。

花春も転生前にそういう経験はしているので、都会でも農業は出来ると知っている。


とはいえ農地の広さは田舎には到底勝てないのだが。


「お、美味しそうな果物が並ンでるね」


「早速買う気満々ですね」


「お金を使いすぎないように気をつけてくださいまし」


そんな市場に並んでいる美味しそうなカラフルな果物の数々。

花春もそれをいくつか買って、クリエイトスキルで何か作ろうと考える。


クリエイトスキルの料理と家庭でやるような料理はまた別の技能らしい。


「さて、それじゃあとでテントに戻ったら作ってみようかな」


「何を作るのやら、気になりますね」


「でもクリエイトスキルの料理と家事でやるような料理は別なんですよね」


「これは期待してもよろしいかと」


そんな街で冒険者クランにも顔を出す。

そこにはちょっと気になる依頼があった。


それをとりあえず受けてみる事に。


「えっと、農園を荒らす害獣駆除、報酬は駆除した害獣の肉か」


「なら我々は必要なかろう、害獣なら魔物とはまた異なるしな」


「まあ油断してると痛い目を見ますけどね」


とりあえず害獣駆除の依頼を受け花春とサミヨとペリスで駆除に向かう。

街の周囲にいるイノシシなどを見つけ次第、順次駆除していく。


報酬は駆除した害獣の肉、駆除した数に応じて増えるタイプのクエストだ。

最低数はあるものの、そこからある程度増やす事も出来る。


肉の確保もしたいという事もあり、最低数より多めに駆除する事にした。


「今何匹ぐらい駆除出来たかな」


「今は15匹ぐらいです、報酬を最高で20まで増やせる依頼ですね」


「なら20匹まで狩ってしまいましょう」


そのまま20匹の害獣駆除を達成する。

クエストの報告を済ませ、駆除した害獣の肉を20個ほど報酬として受け取る。


ちなみに肉は解体屋に解体してもらう事になる。

獣の解体を専門にする店もあるのだという。


「よし、それじゃ今夜はジビエ祭りだね」


「買っていた果物も何かに使うのだろう」


「うン、そっちも期待しててね」


「ではテントに戻りますか」


そのタイミングでちょうど日が落ち始める。

そのまま街の空いている広場にテントを張り、夕食は報酬でもらった獣肉と果物だ。


獣肉は豪快に焼いていただく事にして、果物はフルーツサンドにしたようだ。


「ふむ、美味しいな、果物をサンドイッチにするとは」


「この世界ってフルーツサンドはないのか」


「果物のサンドイッチ、斬新ですわね、味もいいですしお店が出せるのでは?」


「それは流石に過大評価なンじゃ」


「でも本当に美味しいです、こんな美味しい食べ方があるんですね」


そんな食事を楽しみつつ今後についても相談する。

もう少し島国のいろんな街や村も見て回りたいと花春はいう。


小さな島とかにも行ってみたいという事なので、滞在期間は少し長くなりそうだ。


小さな島に行く船は海岸沿いの村などから出ているので、まずはそれを探す事になった。

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