魔法使いに出会った日
主人公:古谷颯太
結構頼りになる:橘隼人
変態:宇都宮晴彦
バカ:佐川幸之介
物語の中で紹介する技量がないんです、許してください。
「暇」
「右に同じく」
「左に同じく」
「あ、UNOする?」
「「「おう」」」
「ってこのくだり何回目だよ!」
俺はUNOを床へ投げつけた。
「夏休みだからって毎日毎日うちに来てはUNO、UNO、UNO、やる事ねえなら帰れよ!」
「だって帰っても暇だし」
「ここでも暇だろ!」
「何でそんなに帰って欲しいんだよ…あ、なるほどな我慢できないならトイレでシてこいよ」
「宿題やりてえからだーーーって何をだ!?」
「いや、月曜はトランプやっただろ」
「そんなこと聞いてねえよ!……お前らといるとホント疲れるわ」
大きなため息をつきながら椅子に腰掛けると、またそいつらが口を開く。
「そんな事言うなよー」
「致した時よりもか?」
「俺は疲れないぞ!」
ツっこむのも面倒だったので、そのまま無視して宿題に取り掛かろうとすると
「……あ、んじゃ外行こうぜ!」
幸之介が余計な事言い出した。なんでやねん。
「そうだな」
「暇だしな、よし、行くぞ颯太」
「…………わかったよ」
行かねえよ!なんてツっこんだ所で無理矢理連れてかれるのが目に見えているので俺は渋々了解の言葉を返した。
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「外に出てきたはいいけど結局どこ行くんだ?」
「「「…………」」」
「よし、帰ーーー」
「公園に行きます」
「なにしに?」
「…………」
「帰ーーー」
「サッカーをします」
「ボール誰か持ってんのか?」
「「「…………」」」
俺の友達ってこんなにアホばっかりだったんだ。
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「「「「………………」」」」
何の宛もなく公園に来てしまった俺達は途方に暮れていた。
「なあ、やっぱ帰ろうぜ。どうせやることーーー」
「どうした颯ーーー」
「どうした2人とも、後ろにーーー」
「どうしたお前ら、後ろに美人なお姉さんでもーーーーーいた」
その人は魔法使いだった。誰がどう見ても魔法使いだ。先っぽが垂れ曲がった三角帽子、先が三日月のように曲がっている木の杖、そして三日月の中には異様な空気を放つ水晶のようなものが浮いていた。コスプレなんて域を遥かに超えた魔法使い感が漂っていた。
「あれ、君達私見えてる?」
「「「「……はい」」」」」
次話も読んで欲しいです。
(゜д゜)。。oO(人気でないかなあ)




