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1.朝、ギルド長を訪ねて。

ここから第2章。










「グリム、おっはよー!!」

「うが……!?」




 ――ある日の朝。

 ベッドで仰向けになって爆睡しているグリムの上に、リュカが元気いっぱいに飛び乗った。見事なまでに膝が鳩尾に入ったため、グリムの意識は一瞬で闇に落ちかける。

 だが、それを許さないとばかりに少女は彼の肩を掴んで揺するのだった。



「ねーねー! 今日はどこ行くの!? 依頼? それとも、お出かけ!?」



 そして矢継ぎ早に。

 リュカはグリムへ質問を飛ばした。

 しかし、口から泡を吹いている彼が答えられるはずもなく。されども止まらない少女の詰問によって、賑やかな朝が始まりを迎えるのだった……。









「ほーこく?」

「あぁ、そうだ。今日はギルド長に、先日の一件を報告に行くぞ」



 小首を傾げるリュカに、グリムはそう説明した。

 彼曰く、いつもと違う動きをしていた魔物のことが気がかりだ、とのこと。



「俺の思い過ごしなら良いが、アレはそんな簡単な問題じゃねぇからな」

「…………?」



 集団行動を取るレライエ。

 その異様さに、グリムは真剣な声色でそう口にした。

 もっともリュカの方はといえば、意味が分からずキョトンとしているが。



「とにもかくにも、あまり気は進まないが偉いさんに会うぞ」

「えらいさん……? すごい人?」

「まぁ、すごい奴だな。ある意味で」

「ほへー?」




 そんなこんなで、二人はギルドに到着した。

 簡単に受付を済ませると、すぐにある一室へと通される。そして、




「どうぞ」




 数回ノックすると、中から聞こえたのは女性の声。

 グリムがドアを開く。すると、そこには――。






「あぁ、お久しぶり。……グリム」






 どこか妖艶な雰囲気漂う女性が、椅子に腰かけていた。

 ひょこっと顔を覗かせるリュカは彼女を見て、こう思うのだ。






『この人、なにか変だ……』――と。






 これがギルド長、オリビア・ディーズとの出会い。

 そして、新しい事件の始まりだった。



 


面白かった

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