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マナイタ・マジカル   作者: sandミ☆
1/7

二人の出逢い

~二人の出逢い~


「マジカル☆シューティングスター!」


「おお~!」


と、わたしはテレビに熱中です。


これは毎週日曜日の習慣になっています。


「『ミラクル星ちゃん』今日も面白かったな~」


『ミラクル星ちゃん』とは、わたしが大好きな魔法少女アニメです。『ミラクル星ちゃん』は女児向け

で学校では見てる人がいないので、学校で話すことはできません。なのでちょっぴり寂しかったりします。正直、アニメ以外ほとんど無頓着なので友達も少なめです。


「せっかくの日曜日なのにする事ないな…」


今日はお父さんは昼まで寝るだろうし、お母さんはパートが入ってるので夜までは帰ってきません。


「う~ん…たまにはアニメショップに行ってみようかな?」


そう、『たまに』です。何故、アニメが大好きなわたしが『たまに』しか行かないのには理由があります。それは… 遠いから。


遠いだけならまだしも、電車もバスも通ってないから歩いていかないと行けないからたまにしか行かないんです… 運動苦手だから…


「それじゃ、行ってきます」


わたしは出掛けるとき、いつもついやってしまう癖があります。それは、回りを見ながら移動すること。だって、いつ魔法少女になるチャンスが降ってくるかもしれない、あるいは魔法少女本人に会えるかもしれない!そんなことを考えていたらつい見渡しながら歩いちゃいますよね♪だって、魔法少女はわたしの夢であり、憧れだから!


そして…


「ふう、今日も不発か~…」


今日も魔法少女に関する物は見つけれず、アニメショップに着いてしまいました。『ミラクル星ちゃん』の変身グッズを買うため、アニメショップに入ろうとした、その時です。


「………けて…」


「え?」


わたしは耳を疑ったが、何か声が聞こえた気がしました。こういうときは普通の人だったら聞き逃すかもしれないけど、常に魔法少女への道を目指すわたしは聞き逃すわけありません!


「…たす…けて…」


度ははっきりと聞き取れた!確かにわたしに助けを求めてる!


「誰?誰なの?」


「…え?聞こえた?」


「うん…それで、大丈夫ですか?」


「あ、始めて聞こえる人いた、ラッキー」


…あれ?なんかピンチにしては気楽じゃないですか?すると、また未知の声が、


「あ、この声が聞こなんかえたってことは君はシャドー討伐の適任者なんだね。」


「シャドー…?」


出た!魔法少女特有の固有名詞!まさか、本当にわたしが…魔法少女に…ッ!?


「まぁ、シャドーは敵みたいなもの。そういえば、そろそろこっちに来てくれる?あと一時間弱で消化されちゃうから」


「…今なんて?」


「シャドーは敵みたいなものだから~」


この魔法の使徒みたいな声の子って…天然なだけ?


「えっと、場所教えてくれる?」


「あ~…そこから左に真っ直ぐ行ったらわかるよ~」


「オッケー!今行くからね!」


そして、わたしは左に行こうとしましたが、、、


「路地裏か…」


怖くないって言ったら怖いに決まってる。普段からわたしは絶対に通りたくない道です。だけどッ!魔法少女のため、わたしは勇気を出して声が示すところへ向かいました。

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